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秩父の森|定点観察

2015年過去の記事

クヌギとコナラはどんぐりの実を落とし、もみじの葉も赤く色づきはじめ、森は冬の準備が始まっています。昨年よりたくさん実をつけたどんぐりは、森の小動物たちの大切な食べ物になるのです。

 

灼熱の太陽の日差しが葉の緑の濃淡をくっきりと見せていました。林の中の木陰は涼しくひと時の爽やかさを感じさせてくれました。イベント広場の水辺は、雨で水かさも増し、オタマジャクシやアメンボウを見つけることができました。

 

グミや桑の実などの自然の恵みを楽しむことができました。タケノコがまっすぐに伸びて若竹になりつつあります。竹で敷きつめた園路にも下草は遠慮することなく生えてきています。園路が緑で覆いつくされる前にまた下草刈りをする必要があります。

 

太陽の光をいっぱいに浴びて、木は大きく成長し、だんだん森らしくなってきました。竹の葉が黄色に変わり、風が吹くたびにはらはらと落ちています。

 

桃の節句も過ぎ、そろそろ本格的に土の中の虫たちが動きはじめる季節になったのに、今年はまだ冬の気配。ひと雨降って大地が潤うと、森の生き物がいっせいに目を覚まし、草木の芽も膨らみ始めます。春が待ち遠しいですね。

 

水辺には厚く氷が張り、日陰では3日前に降った雪がまだ残っていました。クヌギ、コナラの木々の落ち葉の中で、虫たちが暖かい春を待っています。積もった雪が、冷たい木枯らしから虫たちを守るといいですね。

 
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