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秩父の森|定点観察

2018年過去の記事

11月下旬をむかえて急に朝晩の冷え込みが強くなり、森は一足先に冬の気配が到来していました。風が吹くたび、9月に整備した竹の園路に、カサカサと音を立てながら色づいた葉を落としていました。

 

今年の夏の猛暑は9月に入っても続き、昨夜降った雨が緑の葉をさらに鮮やかに見せていました。この時期、コロコロと涼やかに奏でるコオロギも姿を確認できず、秋はもう少し先になりそうです。

 

竹林が込み合ってくると竹は外に根を伸ばし繁殖します。先月、タケノコをすべて刈り取ったにも関わらず、その後、進出してきて、すっかり若竹になっていました。このままでは、風の流れや陽のあたりが悪くなるので、写真撮影後、すべて除去しました。

 

午後から降りだした雨が、緑の葉をいっそうイキイキと輝かせていました。植林したクヌギ、コナラは空に向かってさらに伸び、葉を広げ、少し込み合ってきています。採りきれなかったタケノコがまっすぐに伸びて若竹になりつつあります。

 

半月前にはあった池の氷もなくなり、今年もカエルの卵が生みつけられていました。
コナラ、クヌギ、カエデの木は、新芽がふくらみはじめ、陽の当たる土手では、オオイヌノフグリやホトケノザ、スミレなどの早春を彩る花がたくさん咲いていました。

 
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