つくる・味わう・学ぶ・楽しむ
一年間を通して、四季折々の自然を満喫しながら、様々なイベントを実施しています。今年も残すところ2週間ほどになった12月16日(土)、毎年人気企画の「竹の間伐体験とミニ門松づくり」を開催し、子ども5人を含む8組19人が参加しました。
はじめに森をひと廻りしながら、森の保全のために竹の間伐が必要なことや動植物の冬の過ごしかたなどを聞いた後、まっすぐで、青々としている竹をみんなで協力しながら切り倒しました。
切り出した竹は、斜めに切り揃え、3本の竹を麻縄でくくり、折り紙や紅白の紐などで飾りつけて、それぞれの家庭にあった門松を、家族で力をあわせて作りました。
参加者からは、「竹を伐る段階から体験でき、森のところどころで説明もしていただき貴重な体験でした」「福笑いの由来が分かりました」「もっとたくさんの人に秩父の森の物づくりの楽しさを知ってほしい」などの感想が寄せられました。
当日は、「森を守る応援団」7人が保全活動を行いました。こちら
10月21日(土)、ススキの野原に侵食する外来種のセイタカアワダチソウを活用して、バンダナを染める「自然の恵みで草木染」を2家族/5人の参加で行いました。
イベント広場からセイタカアワダチソウを引き抜き、湯の中に入れ染色液を作りました。
完成したバンダナは割り箸や輪ゴムを使った絞り模様が浮き上がり、開くたびに参加者から歓声が沸き上がりました。煮出している間、森のたんけんや竹とんぼや竹ぽっくり、竹馬など自然の素材で作ったおもちゃで遊びました。
参加者からは「子どもと一緒に自然に触れ合う機会が持てて、楽しかった」「森の散策をもっとしたかった」と感想が寄せられました。
当日は、「森を守る応援団」(ボランティア)10人とスタッフあわせて、計14人が森の保全活動を行いました。