奨学金制度に関する学習会「若者の格差と貧困-奨学金問題から考える」を開催しました報告

2017年2月10日

2月4日(土)、コープみらいは、コープみらい社会活動財団と共催で、中京大学国際教養学部の大内裕和教授を講師にお招きし、「若者の格差と貧困-奨学金問題から考える」と題した奨学金制度に関する学習会を開催しました。会場には、100名以上が参加し、大内教授の講義に熱心に耳を傾けていました。
奨学金制度の現状と歴史、上昇し続ける大学の学費と経済的困難、高卒就職の困難、大学卒業後の就職難の拡大と奨学金返済の困難、奨学金制度の問題点、奨学金制度の改善の方向、奨学金利用者へのアドバイス等を分かりやすく、ユーモアを交えて講演頂きました。
参加者からは、「90分間本当に衝撃的でした。日本でのこの問題はここまで深刻だったのですね。自分でできること、私の娘からまた学校関係者の方へ伝えて参ります」「今の奨学金制度の現状(実態)を分かりやすくお話してくださり、良く分かりました。全ての学生たちが無利子奨学金制度で学業に励み、ブラックバイトなどしなくても良い社会になるよう切に願う講演でした」などの感想が寄せられました。

大内教授からは、「奨学金制度は、お子さんがいる方すべてに関わる話です。現在はお子さんが小さくても、大学生になるまであと何年あるのか考えてみてください。学生の半数以上が奨学金制度を利用していることを考えたら、ご自身は関係なくてもお子さんの結婚相手は利用者かもしれません。親御さんご自身の奨学金返済が終了する前に、お子さんの奨学金の返済が始まったり、お孫さんの奨学金返済を年金で返済したり、ということが実際に起こっており、社会全体の大きな問題になっているのです。ぜひ、多くの人に関心を持っていただきたいです」とメッセージをいただきました。

「ブラックバイト」の名付け親である大内教授から、ブラックバイトとわかっていても収入のためにアルバイトを辞めることができない、学生の苦しい経済状況についてもお話いただきました

「ブラックバイト」の名付け親である大内教授から、ブラックバイトとわかっていても収入のためにアルバイトを辞めることができない、学生の苦しい経済状況についてもお話いただきました

学習会の開催にあたり、あいさつするコープみらい社会活動財団の小林新治理事長

学習会の開催にあたり、あいさつするコープみらい社会活動財団の小林新治理事長

閉会のあいさつをするコープみらいの新井理事長。2018年から奨学金給付制度をスタートさせる予定であることをのべました

閉会のあいさつをするコープみらいの新井理事長。2018年から奨学金給付制度をスタートさせる予定であることをのべました

大内教授は自著にサインをしながら、参加者と学習会の感想などを交流しました

大内教授は自著にサインをしながら、参加者と学習会の感想などを交流しました

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