広報誌「コープみらい」2020年4月号

コープみらいの広報誌「コープみらい」をご紹介します。生活協同組合コープみらい


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コープで広がる、つながる「産直」ならではの支援を5号。猛烈な風が吹き、千葉県を中心に昨年9月に上陸した台風1甚大な被害をもたらしました。コープみらいの産直産地でも、農業に欠かせないビニールハウスが数多く損壊。コープみらいは「産直」で培ってきた関係を生かし、支援を進めました。長谷部さん(手前中央)とボランティアに参加した職員。当日は枯れたトマトを片付け、露地栽培のにんじんを収穫しました。職員からは「作っている方がいるから組合員に届けられることを実感できた。生産者の手助けができてうれしい」と感想がありました。猛烈な風で大きな被害がやちまた「台風の翌朝、『ビニールハウスの骨組みがこんなに曲がってしまうんだ』と途方に暮れました」と話すのは、船橋農産物供給センターの生産者、長谷部幸夫さん(八街市)。大型ハウス11棟と、6棟の小規模ハウスが全壊しました。すべてトマトを植えていて、台風の翌朝から収穫予定でしたが、ほとんど収穫できず秋の収穫がほぼ全滅。本当に残念でした」2棟のうち1コープの職員がボランティアで支援コープデリグループは、これまで「産直」で築いてきたつながりを生かし、生産者を支援するため、職員やその家族からボランティアを募集。週末を中心に、のべ700人以上が参加し、ハウスの解体や農場の整備を行いました。「私の畑には116日に宅配と本部の職員さん月13人来て、残った骨組みやトが1マトを片付けてくれました。大勢で作業してくれたおかげで再建のめどが立ち、折れた心も勇気付けられました」組合員の応援が力になる長谷部さんのハウスは4月に再建予定ですが、周囲には再建のめどが立たなかったり、規模を小さくしたりする生産者もいるとのこと。「再建は道半ば。でも何かを作って生計を立てなければならない。『こんな時だからこそ千葉の野菜を買います、応援しています』と組合員の皆さんから声をいただくのが何よりうれしい」と話します。「災害があって改めて、組合員、職員の皆さんとの結びつきが強まった、コープの産直を続けてきて良かったと感じます。これからも新鮮でおいしい野菜を作っていくので、ぜひ利用をお願いします」骨組みが曲がり、ビニールが破れたハウス。曲がった骨組みは元に戻せず、解体して建て直さなければなりませんが、再建中は次の作物が植えられず、その間の収入もありません。産直産地では、台風の後に露地栽培でミニ大根の種をまき直しました。成長が早くすぐに出荷できたミニ大根をコープも応援販売し、たくさんの組合員に利用していただいたことで、ハウス栽培ができない生産者の大切な収入源になりました。組合員の皆さまにご協力いただいた「台風15号緊急支援募金」約1億7,657万円(コープデリグループ合計)から約4,600万円を、千葉県内の産直産地や取引先、メーカーなど21社・団体に贈呈しました。募金は被災者への義援金などとしてもお送りしています。09


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