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秩父の森|森の保全管理とボランティア

2012年過去の記事

あちらこちらの土が掘り起こされ、園路も崩されていました。寒くなり始めたころからたびたび、繰り返されています。冬を越す前に食べ物を求めて、森の動物たちが訪れたのでしょうか?

12月2日(日)、草刈りやシイタケのホダ木づくりなどのご協力いただいているボランティアさん1人の参加で、ボランティアステップアップ講座を行いました。
安全で楽しくイベントを開催するための「危機管理やその対処方法」などを学んだ後、火おこし体験、箸づくりを実習しました。

8月8日(水)にボランティアの皆さんを含む6人で、植林地の整備をおこないました。植林したコナラ、クヌギの木は順調に育ち、隣接する木と木の葉が重なり合い、日のあたりを悪くしていました。また、クズのつるや葉が巻き付き枝が高く伸びないため、下枝を払ったり、つるを取ったり、下草を刈ったりしました。

作業を始めると高さ3メートルの木の上に鳥の巣を発見したり、蛾の幼虫を見つけたりしました。

人の手が入ることで、さらに豊かな森へ成長します。
荷造りテープなども利用した鳥の巣(写真左)、ツマキシャチホコの幼虫(写真右)

7月21日(土)午前中のトンボの池づくりと草刈りイベントの後、コープ秩父の森ボランティアを中心に、植林地の草刈りをおこないました。
植林したクヌギ、コナラは大きいものでは、4メートルを超えるまで成長していますが、クズが巻きついて枝が折れてしまうものもあります。

植林地に生えているクズ、カナムグラ、ヒメジョオン、オオブタクサ、セイタカアワダチソウなど、苗木の成長に影響を与える草を、根から引き抜いたり、カマを使って刈り取りました。

終了後、苗木の周りはすっきりとして、風通しがよくなりました。

陽の光や風が当たるようになりました(草刈り後)
どこに苗木があるのか分からないほどの下草(草刈り前)

7月1日(日)、4月にボランティア登録いただいた2人の参加でステップアップ講座を開催しました。
安全で楽しくイベントを開催するための「危機管理の方法やその対処方法」などの学習や実際のイベント(火おこし体験)を実習しました。

森の管理保全やイベントリーダーとして活躍いただいているコープ秩父の森ボランティア登録は、18人となりました。

小雨の降る中、足元の悪い傾斜地の竹の間伐をしていただきました
イベント体験(火おこし体験)をし、見事に火がつきました
昨年、原木を伐採し、菌を植え付け、風通しのよい場所に伏せておいたホダ木を組み直しました。
地面から他の菌が入らないよう井桁に組んでおいたホダ木を、均等に風が当たり、湿度が保たれるよう立てかけました。

来年の秋には収穫できるよう今後も管理をおこないます。
竹を横軸にし、立てかけました
竹の葉を乗せて、直射日光を防ぎ、湿度を保っていました。(組み直し前)

6月17日(日)今年度2回目のボランティア体験講座を2人の参加で行いました。
コープ秩父の森を散策をしながら、森の保全管理の大切さや森の将来像、具体的な活動内容などの説明の後、マッチもライターも使わない火おこし体験をしました。

参加者から「コープ秩父の森での取り組みとこれからの課題がよく分かりました。自然の中での活動は楽しく、たくさんの刺激がもらえると感じました。」と感想が寄せられました。

4月15日(日)ボランティアを含む参加者4人で、ススキの草原を平地にならし、ユズ、クワ、ハチヤガキの苗木9本を植えました。

ごろごろとした石を取り除き、立派な実がなるよう黒土を入れました。
陽当たりを考慮し、植える場所を決めました(写真左)。完成(写真右)。
最後に竹を使って苗木周辺を被い、下草対策を施しました。

4月14日今年度は最初のボランティア体験講座を、山歩きを趣味にしていらっしゃるご夫妻の参加で行いました。
コープ秩父の森を案内しながら、森の保全管理の大切さや具体的な活動内容などをご説明しました。これまでのイベントで製作した竹のはしや器などの作品等をご覧いただきました。

「以前来た時よりもずいぶん整備され、これまで関わってきた方々の活動に頭の下がる思いです。」と感想が寄せられました。

ボランティア体験講座は、今年度3回の開催を予定しています。年間を通してボランティアを募集しています。

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