2014年9月29日
ほぺたん飼料工場に行く
食卓にも新米が出回り始めましたが、ほぺたんが5月に田植えをした飼料米も順調に生育しています。
飼料米とトウモロコシなどを混ぜ、飼料を作っている工場をほぺたんがレポートします。
稲穂のみのりたまごを生産している岩手ファーム(岩手県盛岡市)の飼料は、JA全農北日本くみあい飼料 八戸工場で製造しています。稲穂のみのりたまごの飼料で一番配合比率の多いのがトウモロコシ、次が大豆かす(大豆の油を搾った残り)、3番目がお米(飼料米)です。お米以外の飼料のほとんどを輸入に頼っています。
飼料工場は輸入穀物の比率が高いので港に隣接していて、タンカーから直接トウモロコシを工場にベルトコンベヤーで受け入れます。
トウモロコシを鶏が食べやすい大きさに粉砕し、大豆かす、飼料米、その他の原料を混ぜ合わせて、飼料に仕上げます。稲穂のみのりたまご用に製造された飼料は「コープソニア」といいます。
通常のたまごは飼料の95%程度を輸入穀物に頼っていますが、コープの飼料米を使用したたまご(稲穂のみのりたまご、はぐくむたまご赤玉)だと、飼料米を10%混合することで、輸入穀物を85%程度に抑えることができます。
国内の田んぼが減少する中、日本の農業を応援するたまごです。ぜひご利用ください。
- 5月に田植えをした飼料米が育ってきました。撮影は7月下旬
- 訪問先はJA全農北日本くみあい飼料八戸工場
- 八戸工場に隣接する港から輸入トウモロコシが
ベルトコンベヤーで運び込まれます - 工場の中で飼料米は粉砕されたトウモロコシや
大豆と混ぜ合わされます
- 飼料米を配合した配合飼料は「コープソニア」といい、
他の飼料と区分されています - 岩手ファームへ納品されたコープソニアの伝票
飼料に飼料米を配合しているたまごには「CO・OPはぐくむたまご赤玉」もございます。