広報誌「コープみらい」2020年4月号

コープみらいの広報誌「コープみらい」をご紹介します。生活協同組合コープみらい


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誕生10周年特集コープみらいの10年間を振り返ります2013年3月にちばコープ、さいたまコープ、コープとうきょうの3つの生協が組織合同(合併)して誕生したコープみらい。組合員の皆さんに支えられ、3月に10周年を迎えました。この10年間の足跡を振り返ります。2013年コープみらい誕生「ひとつになって、みらいへ。」をキャッチフレーズに、コープみらいの誕生をお知らせしました。コープみらい10年の変化コープみらい誕生時(2012年度3生協合計実績)現在(2021年度実績)組合員数出資金事業高宅配供給高店舗供給高292万人682億円3,596億円2,405億円1,078億円363万人699億円4,364億円2,998億円1,178億円ちばコープ(1990年)発祥生協:登さいたまコープ(1990年)発祥生協:高階村消費者生協(1947年)コープとうきょう(1992年)発祥生協:桐ヶ丘文化生協(1957年)戸生協(1949年)のぶとたかしなコープみらい誕生ヒストリー組織合同も選択肢の一つとして本格的に話し合いを始めた2009年頃は、社会や経済構造は大きく変化し、2011年には東日本大震災が発生するなど、日本の将来のあり方が問われる社会の転換期でした。こうしたなか、ちば・さいたま・とうきょうの3生協は力を合わせることで未来への可能性を大きく広げ、組合員のくらしや地域社会に貢献し続ける生協をつくるため、組織合同(合併)をめざすことにしました。新しい生協づくりにあたり、組合員の皆さんに意見や要望をお聞きしました。80万件近い回答が寄せられ、新しい生協のありたい姿」下図)としてまとめたところ、95%以上の方から「新しい生協に期待する」との回答をいただきました。寄せられた意見を踏まえて議論を重ね、2012年臨時総代会で組織合同を承認。2013年3月21日にコープみらいが誕生しました。そもそも生協とは?生協は、消費者一人ひとりがお金(出資金)を出し合って組合員になり、協同で運営・利用する組織です。消費生活協同組合法(生協法)で「都道府県の区域を越えて設立することができない」と定められていました。しかし2008年4月に生協法が改正され、隣接する都府県での合併ができるようになったことが、コープみらい誕生につながりました。全国にはコープみらいのような地域生協をはじめ、大学生協や医療生協などがあり、合計約3,000万人(2021年度末・日本生協連調べ)の組合員がいます。02


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