広報誌「コープみらい」2024年3月号

コープみらいの広報誌「コープみらい」をご紹介します。生活協同組合コープみらい


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LNKJI成型、蒸し、急速冷凍成型機で成型していきます。さらに2つのローラーを通って皮は0.7㎜の厚さになり(写真I)、そこに具材をのせて1個18gになるように包んでいきます(J)。焼いたり揚げたりしても破裂しないように、両端が少し開いた状態で包み、自動でトレーに30個ずつのせられます(K、L)。そして90度弱で5分30秒、蒸し機で蒸します(M)。きちんと蒸されているか担当者がチェックしてから、4度の冷風を当てて粗熱を取り、マイナス40度のトンネルフリーザーを通って急速冷凍します。冷凍できたら、手でトレーから外しながら、人の目で形が悪いものや異物がないかを検品しています(N)。蒸し上がった段階で、味や食感などを確認する官能検査(五味検査)もしています。M包装、検査、箱詰め、出荷包装機で包装し、賞味期限と製造年月日の印字を行い、X線、金属探知機、ウエイトチェッカーを通ってから(写真O)、印字がきちんとなされているか、袋が破れていないかをチェックしながら人の手で箱詰めしていきます(P)。冷凍庫で保管して出荷します。12ページで、レシピをご紹介今回ご紹介した商品はこちら!香港ギョーザ宅配:540g29個~31個入)を毎週取り扱っています。また360g(19個~21個入)を3月1・2・3回に取り扱う予定です店舗:一部店舗を除いて取り扱っていますPOH焼いてぽん酢につけて白飯と食べるのが大好きですまずは、焼きで食べてみてください。揚げ餃子にするのも皮がパリパリになっておいしいですよ!営業部部長小池克行さん製造部工場長小澤正光さんうち3人、具材を作り上げることができるのも3人しかいない(あと1人が勉強中)ということです。「具材はまず出所がはっきりわかる新鮮なものを仕入れ、安定した味に仕上げること。そして皮の硬さは加水の具合を調整し焼いたときのパリパリ食感がきちんと出ること、それから成型でも皮の厚さや重量がいつもと同じであることを大切にしています。原材料は農畜産物なので、いつも同じ味に仕上げることが常に課題です。データでわかることもありますが、携わる担当者の感覚や経験も大事です」と小澤さんはおいしさの理由について話します。「私は普段、直接組合員の皆さんの声を聞くことはないのですが、以前コープのイベント時に手伝いをしたとき、『昨日も買ったけど今日も買っていくよ』『冷凍庫に切らさないようにしているよ』、『何年も買っているの』と言っていただけて、とてもうれしく工場のみんなにも報告しました。みんなプライドを持って仕事をしています。これからも安全で安心な、安定した味のものを作っていきますので、長く食べていただけたらうれしいです」と小澤さんはいいました。すでにファンの方も、「香港ギョーザ」を知らなかった方も、ぜひお召し上がりください。03


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