広報誌「コープみらい」2020年4月号

コープみらいの広報誌「コープみらい」をご紹介します。生活協同組合コープみらい


>> P.5

北十勝ファームでは、近隣の耕作放棄地を借り、スタッフが農地を耕してエサとなる作物を育てています有機牛の生産をコープデリが応援こうした北十勝ファームの取り組みは、日本の畜産業では珍しいもの。日本では生産の効率化や肉質のおいしさを追求した結果、エサの多くを輸入に頼っています。ところがコロナ禍やロシアによるウクライナ侵攻、円安などで、エサ代や光熱費などの費用が急激に高騰。先行きが不透明なため、後継者が不足し生産者の高齢化が進んでいます。こうした状況の中、国内で持続可能な畜産業を目指し、若手生産者を応援するため、コープデリグループが上田さんとともに取り組んでいるのが「産直はなゆき農場有機牛」。北十勝ファームでの取り組みを応援し、「有機牛」としての認証を取得することで、おいしくて環境にも配慮した肉牛の生産を目指しています。「国産」の牛肉でも、エサも「国産」はわずか11%輸入されている牛肉輸入飼料を使用して生産されている国産牛肉61%28%11%国産飼料を使用して生産されている国産牛肉出典:「令和5年度食料需給表」農林水産省若手生産者の育成も応援!有機牛の認証を取得するためには、専用の牛舎を建て、エサや備品もこれまでのものと分けるなど、さまざまな費用と時間がかかります。その間の負担を少しでも軽くするためコープデリが行った支援が、生まれた子牛を購入し、生産者さんに預けて管理代を毎月支払うというもの。経営面を支援することで、日本では数少ない有機牛の肥育を本格的に進めることができました。コープデリが支援していることがもう一つ。それが若手生産者の育成です。今回「産直はなゆき農場有機牛」を任された中村さんは、スタッフの中心となる一人。日々の管理だけでなく、経営面も学んでいます。環境のこと、生産者のこと、さまざまな面で未来のことを考えた「産直はなゆき農場有機牛」。宅配の商ature』品カタログ『Vヴで取り扱っています。生産者への何よりの応援は、組合員の皆さんが食べること。豊かな赤身を味わいながら、食の未来を考えてみませんか?・ieNナィチュール見てね!Webでも「産直はなゆき農場有機牛」をご紹介!「産直はなゆき農場有機牛」の名称の由来となった、はなゆき号。中村さんが担当した初めての牛で、毎年子牛を産む優秀な母牛です画像はイメージですコープデリグループサステナビリティサイト「産直はなゆき農場有機牛」の取り組みが農林水産大臣賞を受賞あふの環2030プロジェクト(農林水産省、消費者庁、環境省)が主催する「サステナアワード2023」で、「産直はなゆき農場有機牛」の取り組みが農林水産大臣賞を受賞しました。畜産業界におけるサステナブルな取り組みがまだまだ進んでいない中、コープデリが有機牛の可能性を見いだし、牛を買って提供するという新しい仕組みや、生産者の持続可能性を担保している点が評価されました。上記の二次元コードから動画をご覧いただけます。左から、生産者の上田金穂さん、中村梢乃さん、コープデリ連合会熊﨑伸理事長コープデリグループは、事業と活動を通して「SエスディージーズDGs(持続可能な開発目標)」の達成を目指しています。05


<< | < | > | >>