広報誌「コープみらい」2020年4月号

コープみらいの広報誌「コープみらい」をご紹介します。生活協同組合コープみらい


>> P.9

じっくり見てみよう食品の表示ハムやパン、冷凍食品や調味料……。こうした表示することが法律で決められています。表示ときに使う大切な情報。表示の方法や内容を表示の意味を正しく理解し、3遺伝子組換え表示の対象となる食品大豆やとうもろこしなど、日本で安全性が確認された9つの農産物と、それらを使用した33食品群の加工食品が表示の対象です。原材料に占める重量が上位3位以内、かつ全重量に占める割合が5%以上のものに表示が義務付けられています。原材料に対象の食品を使用した場合遺伝子組換えを使用表示例大豆(遺伝子組換え)遺伝子組換えと非遺伝子組換えが混在大豆(遺伝子組換え不分別)遺伝子組換えと非遺伝子組換えを分けて管理している大豆(分別生産流通管理済み)遺伝子組換えの混入がない(不検出)大豆(遺伝子組換えでない)義務表示(必ず表示)任意表示(表示しなくてもよい)「遺伝子組換えでない」の表示がより厳格に2023年4月から、より厳格な表示になりましたこれまで「遺伝子組換えでない」という表示をする場合、「収穫や輸送中に意図せず遺伝子組換え作物が混入する割合が5%以下」と定められていましたが、法律の改正により「遺伝子組換えの混入がない」ことが条件となり、より厳格になりました。多くのコープ商品はきちんと分別されているものを使用していますが、輸送の都合上、微量の混入は避けられないため、「分別生産流通管理済み」の表示に切り替えています。CO・OPだし入りみその以前の表示現在の表示スラッシュルール4食品添加物をひと目でわかるようにするための表示です。「/(スラッシュ)」の前までが原材料、「/」の後が食品添加物です。食品添加物も多く使われている順に表示します。食品の表示は常に見直されている商品政策をもっと詳しく表示の内容や方法は法律で定められており、不確かな情報が掲載されないようになっています。その内容も常に見直されており、④のスラッシュルールは2020年から、②の原料原産地の表示は2022年から、③の遺伝子組換え表示は2023年から使用されるようになりました。コープデリグループでは、商品の品ぞろえや安全性、開発・調達方針の考え方を「商品政策」として定めています。組合員の皆さんに正確な情報をより分かりやすくお伝えすることを目指しています。コープデリグループは、事業と活動を通して「SエスディージーズDGs(持続可能な開発目標)」の達成を目指しています。09


<< | < | > | >>