広報誌「コープみらい」2025年7月号

コープみらいの広報誌「コープみらい」をご紹介します。生活協同組合コープみらい


>> P.5

そもそも協同組合って何だっけ?生協と協同組合、どう違うの?協同組合は、共通のニーズや願いを持った人同士が自発的に集まって、事業を通してニーズや願いを実現する組織です。私たち自身がお金(出資金)を出し合って組合員となり、さまざまな場で話し合って運営の方向性を決め、商品やサービスを利用することで、私たち自身のより良いくらしにつなげています。10実は協同組合は、世界100カ国以上に存在しています。その組合員の数は、何と億人以上。国ごとに制度は違いますが、どの協同組合も、組合員の願いを実現するために人々が自発的に手を結んだ非営利の組織です。世界中で深刻な課題が山積する中、人々の生活を向上させ、持続可能な社会を実現するために活動している協同組合に、世界が期待し、注目しています。生協(生活協同組合)も、数ある協同組合のひとつ。日本では、生協以外に農業協同組合(農協=JA)や漁業協同組合(漁協)、森林組合、事業協同組合、労働者協同組合、住宅協同組合、信用協同組合などがあります。いずれも人々が自発的に組合員となり、助け合いの精神に基づき、協力して事業を営み、共通の課題を解決して願いを実現しています。日本で生協は「消費生活協同組合法(生協法)」という法律で定められており、コープデリグループのような宅配やお店を展開する「地域生協」や、医療・福祉事業を担う「医療生協」、大学の学生や教職員のための「大学生協」などがあります。みんなで出資する(加入)協同組合んなの「願い」をみ力して実現します協みんなで利用するみんなで運営する世界の組合員数10億人以上(2022年6月時点)日本の組合員数1億820万人以上※※『2021年事業年度版協同組合統計表』(2024年3月:日本協同組合連携機構、複数組合に加入の場合は組合員数を重複計上)こちらも注目!7月30日は「生協の日」国連事務総長からのメッセージ生協の事業や活動をもっと広く知っていただくため、7月30日は「消費生活協同組合の日(生協の日)」として記念日登録されています。これは生協法が公布された1948年7月30日にちなんだもの。生協の日に向けて、コープデリグループでは組合員や働く仲間の「推しコープ」商品を紹介しています。みんなの「推し」をぜひチェックしてみてください!このマークをチェック!▼国連のグテーレス事務総長は、世界の協同組合に向けたメッセージの中で「私たちの世界が複雑な課題に直面し、SDGsの達成に向け取り組む中で、皆さまの団結した努力は不可欠です」と語っています。グテーレス事務総長のビデオメッセージはこちらから▼コープデリグループは、事業と活動を通して「SエスディージーズDGs(持続可能な開発目標)」の達成を目指しています。05


<< | < | > | >>