広報誌「コープみらい」2025年7月号

コープみらいの広報誌「コープみらい」をご紹介します。生活協同組合コープみらい


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コープで広がる、つながる経済的に不安を抱える高校生をサポートコープみらいの奨学金コープみらいの奨学金給付事業は、ひとり親・両親がいない家庭の高校生などが対象で、返済は不要。組合員の皆さんに奨学金応援サポーターとして募金を寄せていただく、たすけあいの制度です。奨学生の1人、高校3年生のN君にインタビューしました。コープみらい奨学金給付事業給付(返済不要)毎月1万円、最大3年間募金毎月1口100円〜高校生・高等専門学校生(組合員のひとり親家庭などの子ども)奨学金応援サポーター(コープみらいの組合員)1,724人(現在、奨学金を受給している学生)約30,500人(2025年4月現在)柔道の大会に出場するN君(写真手前)。奨学金は遠征の交通費などとしても使われています※募金は奨学金給付のみに充てています。広報などの諸経費はコープみらい社会活動財団で負担しています奨学金で経済的な不安が軽減都内の高校に通うN君は5人兄妹の4男で、小学1年生から柔道に打ち込んできました。ところが中学生のとき、ひとり親でフルタイムで働くお母さんが、仕事中のけがの後遺症でパート勤務に。さらにコロナ禍で雇い止めとなり収入源を絶たれるなど、高校進学を前に経済的な不安がのしかかりました。そんなときにコープみらいのお店で知ったのが、奨学金給付事業。「高校の部活動は大会や遠征が多く、遠方になることもあり、交通費などの費用が心配でした。アルバイトをすると、勉強や部活動に使う時間がなくなってしまい、参加は諦めなければなりません。でも奨学金をその費用に充てることができて経済的な不安が減り、自分のやりたいことに集中して取り組むことができています」将来は社会に貢献したい限られた時間の中でやるべきことの優先順位を付け、自分や家族のための時間を大切にしているというN君。朝は腕立て伏せ100回、放課後に2時間半ほど部活動を行い、帰宅して勉強と家の手伝いをした後も、自主トレーニングを欠かしません。こうした努力が実を結び、5月には高校生活の大きな目標、関東大会への出場権を団体で勝ち取ることができました。「組合員の皆さんの支えが、私のような経済的に困難な状況にある高校生にとって、どれほど大きな希望となっているか。皆さんのあたたかい気持ちに応えるためにも、奨学金を無駄にせず、精一杯学び、柔道にも励み、将来は社会に貢献できるよう努力していきます」1人でも多くの高校生の夢がかなえられるよう、あなたもサポーターの輪に加わりませんか?奨学金応援サポーターにご参加ください宅配OCR注文書に申込番号289110とご希望の口数をご記入ください。インターネット注文「コープデリeフレンズ」、アプリなどでもお申し込みいただけます。店舗「奨学金募金申込書」に必要事項を記入し、サービスカウンターにてお申し込みください。1口100円です。お申し込みいただいた金額が、毎月1回、登録口座から引き落とされます。募金のみも承っています⃝店舗では、募金箱やレジでの募金も受け付けています。⃝郵便局の払込取扱票でも募金できます。口座記号番号002204104637通信欄に「コープみらい奨学金募金」とご記入ください。※この募金は税制上の寄付金控除の対象になりません※2026年度の奨学生募集は1月中旬からお知らせする予定です。新入学生・在校生が対象ですお問い合わせ一般財団法人コープみらい社会活動財団※(コープみらい組織運営部内)電話:048-789-7998受付時間10:00〜17:00(土曜・日曜・祝日・お盆・年末年始休)※コープみらいがこれまで進めてきた組合員や地域での社会活動を発展させるため、2015年に設立した団体です09


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