食品安全・品質保証レポート2018(2017年度報告)

コープデリグループの品質保証の取り組みと商品検査内容をご紹介しています。コープデリ生活協同組合連合会


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お届けしてからお問合せなどの声を分析し、仕様・表示や品質の改善課題を抽出します。商品のリスクを想定し、商品の仕様を決定します。原材料を決定し、リスクに応じた検査や点検をします。品質保証商品の安全や品質に関わるさまざまな情報を開示し、疑問や不安にお答えします。組合員からのお問合せやお申し出を受け付け、対応します。事故の予兆をとらえ、被害の拡大を防止します。組合員へお届けするまで商品を管理します。お届けまで仕様や管理状況の検査・点検およびモニター調査での評価を行います。定期的な検査や工場点検で品質を確認します。わかりやすい表示作りに取り組んでいます食品表示のルールが大きく変わりつつあることをご存知ですか。食品衛生法、JAS法、健康増進法で定めていた食品表示の規定が、2015年に食品表示法として一本化されました。2017年度の加工食品の原料原産地表示制度改正では、審議段階で全国の生協・組合員とともに制度の問題点について意見を表明しました。「正しく伝える」「選ぶとき役立つ」「利用しやすい」の視点を大切に、対応を進めていきます。①商品の内容と特性を正しく伝える表示②組合員が商品を選ぶときに役立つ表示③組合員が利用しやすい表示CO・OP商品の食品表示基準の見直しにかかる作業部会のみなさん食品表示取り組みの歴史1980年頃1982年1990年1999年2001年2015年2017年生協が食品に栄養成分の表示を始める生協が食品表示の3原則を定める(左枠)生協が食品添加物表示自主基準を作る国がすべての飲食料品に品質表示を義務づける国の加工食品原料原産地表示制度が始まる(農産漬物など8品目でスタート)食品表示法施行される(猶予期間:2020年3月末まで)加工食品の原料原産地表示制度が改正され、輸入品を除く全ての加工食品が対象となる(猶予期間:2022年3月末まで)8


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