食品安全・品質保証レポート2018(2017年度報告)

コープデリグループの品質保証の取り組みと商品検査内容をご紹介しています。コープデリ生活協同組合連合会


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食品安全の基本は、フードチェーンにたずさわる取り組み例1取り組み例2取り組み例3仕様書点検:約17,344件実施産地調査:176産地実施工場調査:115工場実施お取引先に「商品仕様書」を提出していただき、点検・管理を行います。商品仕様書は「商品設計のカルテ」です。商品の品質がコープ取り扱い基準を満たしているか?食品表示に間違いがないか?などを確認します。また、年に一度お取引先に参加していただき「品質保証研修会」を開催します。コープの品質保証の取り組み報告、お取引先による事例紹介、専門家の講演などを通してフードチェーン全体のレベルアップを図ります。2017年度は397社の参加がありました。産地の生産者を訪ね生協版適正農業規範点検を行います。生協版適正農業規範点検とは、確かな農産物をお届けするために生産者とコープが協力して行う「農業の健康診断」です。現在の栽培環境・管理状況をお互いの目線で確認しあい、議論を経て、必要な改善を進めていきます。組合員の「おいしい」の声も届けます。製造元を訪ね工場調査を行います。製造環境・管理状況をお互いの目線で確認しあいます。調査の目的は「指導」ではありません。問題点があった場合、実現可能で効果的な改善方法をともに考える姿勢で進めます。お手本にしたい製造者へは、訪問し情報を共有させていただいたり、コープで行う食品安全・品質保証の会議で講演をお願いするなど交流を深めています。物流セットセンターでの取り組み規格どおりの商品か?確認しながら作業を行っています。●商品がお手元に届くまで、最適な温度でお届けします●商品を確認して、商品を仕分けします損傷、汚れの付着等が無いか確認します。産地からも温度管理されて届きます。9


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