>> P.3
Fあまなつ(有機栽培)春夏秋冬春3月末に前年度の収穫が終わると、肥料をまき土作りから始めます。木の枝を切る剪定を4~6月頃まで続け、虫がいる・病気がある場合には、それらも切り落としていきます。いろいろな病害虫には予防がとても重要で、防除は梅雨前に有機認証で認められた自然由来の農薬を2回ほど散布しています。4月には花を摘んで、アロマオイル(ネロリ)や化粧品の原材料としても出荷しています。夏6月には夏の肥料をまいて、7~9月には、なりすぎている実の数を減らす摘果を行います。同時に病気につながる枯枝を落とす作業もします。そして夏の間はずっと草刈りをしています。土手が多く傾斜地のため、時間がかかります。秋9・10月には秋の肥料をまきます。夏枝・秋枝を切る作業もします(写真A・B・D)。春に芽吹き、花が咲いて木に栄養が余っていると新芽を食べる虫が発生し、この時季に枝を切らないと翌年の春、新芽に病気がうつり、実にうつってしまうのです。台風対策など、園の整備もします。冬収穫は12月~2月半ばから3月末くらいまで続きます(年によります)。朝8時から夕方5時までひたすら収穫します(写真E・F)。0人くらいで収穫作業をしています。7人から1収穫したら手作業で1つずつビニール袋に入れて貯蔵し(G・娘さんもお手伝い)、出荷のタイミングで洗浄して乾燥させ(H)、選別機でサイズ分けして検品後に出荷です(I)。「お届けして『あまなつって、こんなにおいしかったっけ?』と言っていただけたり、『人にも贈ることにしたよ』というお言葉をいただくと本当にうれしいですね。有機栽培をするのは、自分たちのためでもあります。これからも家族で食べたいものをお届けします」と学さんは話してくれました。「あまなつはさっぱりしたいときにぴったりですよ。ぜひ組合員の皆さんに召し上がっていただきたいです。ほんのり甘くて、“運動の後のビールのひとくちめ”みたい、って私は思っています!皮もジャムなどにして食べられます」と満面の笑みで千春さんがいいました。サラダ、カルパッチョ、ジャム、ぽん酢など、そのまま食べる以外にもさまざまな食べ方ができます。ぜひお試しください。今回ご紹介した商品はこちら!あまなつ(有機栽培)宅配:『ヴィ・ナチュール』で2月3回から5月2回頃まで取り扱う予定です時期によって、その他の有機の産地、熊本県・愛媛県からお届けする場合があります店舗:取り扱っていません03