環境省主催のフロン対策のシンポジウムで、コープみらいがノンフロン機器導入の重要性を報告報告

2017年6月21日

6月17日、モントリオール議定書採択30周年及びHFC改正採択記念シンポジウム「地球のために、フロン対策」(主催:環境省)が、国連大学「ウ・タント国際会議場」(東京都渋谷区)で開かれました。

シンポジウムは、有識者による講演やパネルディスカッションなどを通じ、フロン対策の重要性について理解を深めるため開催されたものです。パネルディスカッションでは、「小売業者におけるノンフロン機器の導入について」をテーマに、コープみらいの中島修開発部管理部長がチェーンストア業界を代表してパネリストとして登壇。コープみらいの店舗に導入しているCO2冷媒の特徴や自然冷媒機器の導入メリットや効果などについて報告をしました。
また講演では、国連環境計画オゾン事務局次長から「モントリオール議定書とキガリ改正採択もたらした近年の発展」、特別講演では、アルピニストの野口健氏による「ヒマヤラ登山を通じて感じた地球温暖化」について報告がありました。

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報告するコープみらい開発部中島修管理部長とパネルディスカッションの様子

*モントリオール議定書とは
正式名称「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」は、オゾン層の変化により生ずる恐れのある悪影響から人の健康及び環境を保護するために適当な措置をとることを定めた「オゾン層の保護のためのウィーン条約」に基づき、オゾン層を破壊する物質の廃絶に向けた規制措置を実施する国際的な取り決め。

出典:経済産業省

*キガリ改正とは
2016年10月にルワンダ・キガリで開催されたモントリオール議定書第28回締約国会合(MOP28)で、代替フロンを新たに議定書の規制対象とする改正提案が採択された。

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