2017年7月21日
コープみらい 千葉エリアでは、多古町旬の味産直センターの協力で、千葉県が誇る「多古米」の産地で田植え、稲刈りなどの体験を行っています。また、精米・袋詰めなどの見学を通じて、食べ物ができて消費者のもとに届くまでの過程「フードチェーン」を知り、「食」がたくさんの人や生きものとつながって成り立っていることを学ぶきっかけとして開催しています。
7月15日(土)、大人21人、子ども22人が参加し、多古旬お米くらぶの2回目が開催されました。
4月に田植えを行った稲は順調に育ち、青々と風に吹かれていました。生産者からの稲の生育状態や水の管理、今後の見通しなどについてお話を聞いたあとは、参加者それぞれが、茎を1本根元から引き抜いて稲の生長観察を行いました。葉っぱをむいてみると、これから出てくる稲穂がぎっしり。「小さいけれど稲の形をしているね」などの声があがりました。
田んぼから室内に戻ったあとは、稲が種1粒から1000倍にも育ついかに優れた農産物なのか、また、水の力が米づくりにはとても重要であること、その水の豊かな日本の気候や風土が米づくりに適していることなどのお話を伺いました。そして、お米がどのような過程を経てみなさんの食卓に届くのか、パワーポイントの画像を見ながら学びました。
午後からは、しんのみくうかんから多古町旬の味産直センターへ場所を移動し、「精米所の見学」「おいしいご飯の炊き方と食べ比べ」「サポートセンター見学」「お米クイズ」も行いました。
千葉県本部
■多古旬のお米くらぶ1回目 はこちらから
多古町旬の味産直センター facebookは こちらから
生産者さんに成育状況の説明を受けました。
稲の観察もしました。葉っぱの中はどうなっているかな?
お米のお話やフードチェーンについて学びました。
金属製の異物を除去するための強力磁石。持ってみると「重ーい!」
7種類のお米のミニ知識をクイズ形式で学びました。
【参加者の感想】
・稲から精米にいたるまでに、何回も異物を取り除くことに驚きました。日本の風土はお米作りに適していることがよく分かり、おいしいお米をたくさん食べて応援したいと思いました。
・稲の生育状況を実際に見られたことや、初めて稲に触れられたことが新鮮でした。田植えや稲刈りも体験してみたいです。
・実際にフードチェーンがどのように行われているかを見ることができて良かったです。
・お米を作る細かいプロセス、おいしいご飯の炊き方など知っているようで知らないことをたくさん教えていただきました。2歳の息子も楽しんでいました。ぜひ3回目も参加したいです。