2017年7月26日
7月23日(日)、コープみらい八街の森にて5組13人の親子の参加で、「食べ物から考える地球温暖化」と題し、親子環境教室を開催しました。
第1部では、環境カウンセラー千葉県協議会から講師を招き、まずはじめに地球温暖化の仕組みや、日本や世界の現状、このまま地球温暖化が進むとどうなるのかなどをDVDで鑑賞しました。次に親子で、毎日食べている食品がどこで作られ、どこから運ばれてきているのかを「ハピ・デリ!」を使って調べ、白地図に落とし込み、食品を輸送するために使うエネルギーと二酸化炭素の排出量の関係を学びました。学習を受けて、二酸化炭素の排出量の増加が地球温暖化につながっていることを学び、「私たちができること」をまとめて親子で発表しました。
参加者からは「なるべく近場のものや産地を考えながら食べ物を選択することが大切」という声がありました。
第2部は、産直産地の佐原農産物供給センター・富里産直の協力のもと、「千葉県内の野菜紹介と夏野菜カレーづくり」を行いました。産地から野菜作りにおける環境配慮の取り組みについてお話をいただいたのちコープみらいの食育担当による千葉県の野菜クイズが行われました。
カレーづくりでは、産地よりいただいた新鮮な産直野菜(ナスやカボチャ、ジャガイモなど)を使い親子で調理を楽しみました。
「新鮮な夏野菜を使ったカレーはとてもおいしかった」と好評の声が多数ありました。
最後に参加者から、「夏休みの1日、親子で環境について学んだことをこの場だけにしないで、子どもは子どもの友達に、私は私の友達に伝えたい」という感想をいただきました。
「ハピ・デリ!」を使って野菜などの産地を調べました
夏野菜をグリルしてカレーにトッピング
「地球温暖化 このまま何もしなくていいのですか?」という講師からの問いかけに、「私たちができること」を親子で考えました。
野菜クイズで元気よく手を上げる参加者
おいしい夏野菜カレーが出来上がりました。