2017年10月19日
コープみらい 千葉エリアは、千葉県の食育活動の一層の活性化に向けて食育に取り組む企業による「元気な『ちば』を創る食育応援企業連絡会」に登録し、学校などに伺って学校参加型食育体験プログラムの出前授業を行っています。
10月1日(日)茂原市役所で、子どもの生活リズム向上や、「食」に関心を持つきっかけ作りとして「早寝・早起き・朝ごはん」と食育ワークショップの出前授業を行い、約60人が参加しました。
この講座は青少年育成茂原市民会議主催の青少年育成地区啓発推進事業として実施しました。当日は小中学生の標語コンクール(テーマは「給食」)の表彰式が執り行われ、その後、コープみらいの食育サポーターによる出前授業を行いました。
参加者は大人中心でしたが、地域の青少年育成に携わる方ということで、子ども向けに行っている食育出前授業を体験していただきました。
はじめに、グループに分かれ食品と数え方のカードの組み合わせを考えるゲームを行いました。参加者からは「どうしてそう数えるの?」などの質問もあり、数え方を考えることで普段食べている野菜や魚などの食べ物に関心を持ってもらいました。
その後、「早寝・早起き・朝ごはん」の授業では、「睡眠の大切さ」や「朝食を食べないとどんなことが起きるのか」「朝食を食べるとなぜよいのか」「どんなものを食べれば良いのか」などについて話しました。また、バランスの良い朝ごはんを、カードを使ってグループで考えてみました。スクリーンに出された朝食にあと1つ足すとしたら、2つ足すとしたら何がいいかなど、「ごはん」「みそ汁」「目玉焼き」などのカードから選んでもらいました。
「早寝、早起き、朝ごはん」の授業の最後には、復習として「朝ごはん検定」をやってみました。結果は全員全問正解で、朝ごはんの大切さとメニューのポイントをきちんと学ぶことができました。
次に、一汁三菜の配膳を考えてバランスのよい献立を考えてもらいました。献立はお肉派とお魚派とそれぞれでしたが、楽しそうにグループで協力してバランスの良い食事をそろえることができました。さらに千葉県農林水産部安全農業推進課が作成した「グー・パー食生活ガイドブック」を使って、年齢や体重などの数値を入れて自分が1日にとる食事(栄養)の目安を計算してみました。
参加者からは、「普段の食事を見直す良い機会となりました」などの感想をいただきました。
千葉県本部
「早寝・早起き・朝ごはん」 バランスの良い朝ご飯を考える参加者
「ご飯は一膳、キャベツは1玉?たらこは?」と「ものの数え方ゲーム」を楽しみました。
バランスの良い献立をグループで考えました。
「食べすぎだ、もっと控えないと」などの声も聞かれました。