2018年5月23日
コープみらい千葉エリアでは、(農)長生産直の協力を得て、玉ネギを中心とした根菜類の種まき・苗植えから収穫までの一連の体験を家族で行う「長生産直やさいクラブ」を開催しています。この企画は産地と年間を通して関わることで生産者のさまざまな思いや苦労、食べることの大切さを実感し、「フードチェーン」への理解を深めることなどを目的として実施しています。
5月20日(日)15家族、49人が長生郡白子町にある生産者の畑に集まり、長生産直やさいクラブの5回目を開催しました。
今回は、玉ネギの収穫と、食べられるのに捨てられてしまう野菜(フードロス)についてみんなで考えました。
最初に、前回不必要な芽を取り除いたジャガイモの害虫(アブラムシ)駆除に、千葉県立農業大学校が開発した背中に樹脂をたらして飛べないテントウムシを葉や茎の間に放しました。
そしていよいよ玉ネギの収穫。生産者から作業の説明を聞いて、黒いマルチの穴から顔を出している玉ネギを一個ずつ掘り出すように抜いていきました。子どもたちが「でっか~い!」「根っこがいっぱい!」と大きな声を上げて喜んでいる傍らで、大人たちは「カレーに玉ネギをいっぱい入れて食べたい」「肉じゃがにもおいしそう」などおいしいそうな食卓の話をしながら作業をしていました。
全部抜き終え根と葉を切り落としてから、持ち帰り用の袋に大きなものや小さなものを上手に組み合わせていっぱい詰めました。
昼食は(農)長生産直が用意してくれた、掘りたての玉ネギのスライスとキュウリのスライスをいただきました。
午後からは、本当なら食べられるのに捨てられてしまう野菜(フードロス)について食育サポーターから、実際出荷できない野菜や、返品されてしまう野菜などいろいろな事例を交えながら話され、みなさん興味深く聞いていました。
風が強く日差しが強いのに寒かった一日でしたが、たくさんの玉ネギを車に積んでみなさん大満足の笑顔でした。
千葉県本部
■長生産直やさいクラブ1回目はこちらから
■長生産直やさいクラブ2回目はこちらから
■長生産直やさいクラブ3回目はこちらから
■長生産直やさいクラブ4回目はこちらから
長生産直やさいクラブを開催し、たくさんの玉ネギを収穫しました。
生産者から説明を聞き、大人も子どもも一生懸命収穫をしました。
ジャガイモの害虫駆除にテントウムシを放ちました。
子どもは大きな玉ネギに大喜び。袋にいっぱい詰めました。
食育サポータからフードロスについてのお話を聞きました。
【参加者の感想】
・種からまいた玉ネギが収穫できてうれしかったです。
・玉ネギがたくさん収穫ができて料理をするのが楽しみです。
・不揃いでも味は変わらないので、これからもどんどん利用していきたいです。
・eフレンズの在庫限定で、はねっこを安く売っているのは知らなかった。多くの組合員さんに知ってほしいと思った。