2020年1月16日
コープみらいは、地域社会づくりへの参加と社会貢献活動の一環として、立教大学コミュニティ福祉学部(新座市)にて、秋学期(2019年9月~2020年1月)に寄附講座を開講し全14 回のカリキュラムが終了しました。
寄附講座は、北島健一教授(コミュニティ福祉学部)による「地域コミュニティと生協」をテーマに、コープみらい・コープデリ連合会の役職員や組合員のほか、地域の諸団体も講師に、グループワークや見学(コープデリ商品検査センター)を交えて講演し、株式会社と異なる協同組合の仕組みや歴史など基礎的内容をはじめ、コープみらいの事業や活動を中心に分野ごとの講義をおこない23人の学生が受講しました。
地域コミュニティの希薄化が社会的な問題となる中、地域における協同と連帯の力によって、さまざまな地域課題の解決にあたることの大切さを生協の事業や活動、地域の諸団体と一緒に実践している事例から学び、その現代的意義や可能性について考える講座としました。
"まとめ"となる最終講義では、全講義を振返り、学生自身が地域の課題解決に必要なテーマとして「学習支援」「環境問題」「ひきこもり」「子どもの貧困」「食品ロス」の5つの社会的な問題をあげ交流するなかで、学生としてコープみらいに対する地域の中での役割や期待が寄せられました。
寄附講座カリキュラム(PDF 66.4キロバイト).pdf
コープみらいの寄附講座は、2009年から埼玉大学、2013年から聖学院大学でそれぞれ4年間実施し、2017年からは立教大学で実施しています。
埼玉県本部
コープみらいの組合員活動について理解を深めるグループワーク(佐竹理事)(2019年12月18日)
超高齢化社会を理解する体験学習として、車椅子と高齢者疑似体験を実施(2019年11月6日)
品質保証などの講義を経て、コープデリ商品検査センターでの見学・実習を体験(2019年11月、12月)
コープデリ宅配事業のコミュニケーション手法について学ぶ(2019年10月23日)
“くらしと地域づくり助成”団体(チームひだまり)から、子ども食堂・学習支援の現場について学ぶ(2019年12月11日)