1年を通じて合計200トンのお米の社会福祉協議会やフードバンク等へ寄贈を開始 ~コロナ禍の生活困窮者への支援 日本の米づくりの応援~報告

2022年3月18日

コープみらいは、コロナ禍で困難を強いられている生活困窮者の支援と日本の米づくりの応援を目的に、2022年3月より1年間を通し、合計約200トンのお米を、社会福祉協議会や地域のフードバンクをはじめ、生活困窮者へ食料支援等を行っている団体へ継続して寄贈します。

初回の寄贈日となる3月18日(金)には、千葉県内4団体、埼玉県内10団体、東京都内22団体の合計36団体へ、約10トン(10,190キロ)のお米の寄贈を行いました。そのうち、白井市保健福祉センター(千葉県)、コープデリ久喜センター(埼玉県)、コープデリ昭島センター(東京都)にてお米寄贈式を開催しました。

コープみらい 新井理事長(左) NPO法人フードバンク埼玉 永田理事(右)

左からコープみらい永井副理事長、白井市笠井市長、白井市社会福祉協議会 松本会長

左からフードバンク立川 高木代表、コープみらい永井副理事長、 フードバンク昭島 軸丸代表理事


千葉県での寄贈式:白井市社会福祉協議会へ1,000キロを寄贈しました。

【白井市社会福祉協議会 会長 松本 千代子 様】
コロナ禍の緊急食料応援「しろいつながりプロジェクト」としてフードサポートを開始した。利用した方からは「お米が一番うれしい」との声がたくさん届いている。いただいたお米は次回のフードサポートに活用する。「地域の皆さんとともに」という考えは生協も社会福祉協議会も同じ。これからも住民主体の地域づくりの活動を一緒に進めていきたい。

埼玉県での寄贈式:NPO法人 フードバンク埼玉へ870キロを寄贈しました。

【NPO法人 フードバンク埼玉 理事 永田 信雄 様】
フードバンク埼玉を立ち上げたときからコープみらいをはじめとした団体と一緒になってフードバンクを推進してきた。今回のお米の寄付を機会に、フードバンク埼玉がさらに一歩前へ出て、埼玉の地域のための活動につなげていきたい。今回の支援は本当に心強く思っている。

東京都での寄贈式:フードバンク立川へ350キロ、フードバンク昭島へ300キロを寄贈しました。

【フードバンク立川 代表 高木 信雄 様】
コープみらいの施設「プラザ立川」をフードドライブの場所として常時利用させていただいる。フードバンク立川では今まさにお米が不足しているため、今回の取り組みは非常にありがたく感じている。しかも1年間通して寄贈していただけるとのことで、本当に感謝に限りはない。これからもぜひよろしくお願します。

【フードバンク昭島 代表理事 軸丸 里奈 様】
昭島の拠点では毎週炊き出しを行っており、週平均で100食をお配りしている。お米が不足しているため、今回いただいたお米をぜひ活用させていただきたい。3月末、「春休みおうちごはん応援プロジェクト」として、生活が不安定になっている、ひとり親家庭・子育て家庭の方へ、食品セットを無料でお配りする。今回のお米はこのプロジェクトにも活用させていただく予定だ。どうもありがとうございました。

各都県での寄贈式にはコープみらいから、それぞれ理事長、副理事長が参加し、挨拶しました。

【生活協同組合コープみらい 理事長 新井 ちとせ】
多くの組合員にご利用によって確保できた剰余金を社会に還元するため、お米の支援を決めました。生活に困っている方へ手を差し伸べ、支援を行き届かせるには、フードバンクをはじめとした地域に根差して活動するパートナーが必要です。コープみらいは、助け合いの組織として、こうした地域の活動に積極的に関わり、連携していきたいです。国内のお米の生産者もコロナ禍でさらに厳しい状況に置かれており、お米の寄贈をきっかけに、持続可能な日本の農業の応援につながることを期待しています。

コープみらいでは今後も積極的に生活困窮者の支援、日本の米づくりの応援を行ってまいります。

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