「いのちをつなごう」フードドライブキャンペーン キックオフイベントを開催しました報告

2017年9月22日

フードバンクちばと県内生協(コープみらい、パルシステム千葉、生活クラブ(千葉)、なのはな生協、千葉県生協連)は、今年初めて連携してフードドライブキャンペーンに取り組むことになりました。
コープみらい千葉エリアでは、9月から11月のキャンペーン期間中、組合員が参加する集まりやイベントにおいて、参加者にご家庭で余った食品の持ち寄りを呼びかけています。

9月7日(木)、千葉市文化センターにて、フードバンクちばと県内生協によるフードドライブキャンペーンのキックオフイベントが開催され、161人が参加しました。

はじめに、千葉県生協連の首藤専務理事より「国内では年間約600万トンの食品が捨てられており、その半分が家庭から出ている。大切な食べ物を困っている人に適切につないでいくきっかけの取り組みにしたい」との挨拶がありました。
続いてセレモニーでは、各生協代表者が壇上にあがり、キャンペーンへの抱負が述べられました。コープみらいの本間組合員理事からは「この機会に日本が抱える食品ロス、貧困、格差問題に関心を持って、1人1人ができることを考えて、行動するきっかけとしたい。また食品と一緒に、食べる喜び、社会とつながること、安全も安心も一緒にお届けし、誰かの笑顔に繫げて行きたい。このフードドライブを皆さまと一緒にすすめていきたい」とのお話がありました。

その後、「フードバンクちば」の菊地代表より、「フードバンクの利用者は増えており、各生協の協力は大変ありがたい」とのコメントと「フードバンクちば」の活動紹介がありました。

メインのイベントとして、ヨーロッパ5カ国を巡ったジャーナリストが各地の食料廃棄をなくすため、ユニークでおいしい廃棄食材クッキングに取り組むエンターテイメントロードムービー「0円キッチン」が上映されました。「食べ物を無駄にしないことは世界共通」「映画のような大冒険はできないけれど、家庭で取り組めることはたくさんある」などの感想が寄せられました。

会場では参加者にフードドライブの協力を呼びかけ、67.3キログラムの食品が集まりました。




各生協代表者が壇上で決意表明をするセレモニーが行われました(左から2番目 本間組合員理事)

各生協代表者が壇上で決意表明をするセレモニーが行われました(左から2番目 本間組合員理事)

「フードバンクちば」菊地代表より、フードバンクの活動紹介がありました

「フードバンクちば」菊地代表より、フードバンクの活動紹介がありました

参加者にフードドライブを呼びかけました

参加者にフードドライブを呼びかけました

当日はたくさんの食品が集まりました

当日はたくさんの食品が集まりました

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