2018年7月12日
7月8日、JA埼玉中央と埼玉県環境科学国際センターの皆さんにご協力いただき、埼玉県比企郡川島町で「田んぼのがっこう 生きものさがし」を開催し、子ども66人を含む36組131人が参加しました。
6月に苗を植えた田んぼで、JA埼玉中央の梶野さんから稲の成長についてのお話を聞いた後、隣接する用水路でスジエビ、ヨシノボリ、ホンモロコなど14種類の生きものを見つけ、埼玉県環境科学国際センターの金澤さんから、生きものの生態や田んぼの周りの環境のこと、その環境を守ることの大切さについてお聞きしました。
参加者から「お米を作っているすぐ隣に生きものがたくさんいる自然を大切に残してほしいと思います」「稲が育つ横にあんなにも大小さまざまな生きものがいることに驚きました」などの感想や、子どもたちからは、見つけた生きもののスケッチが寄せられました。
「田んぼのがっこう」は、食べ物を育てる喜びと苦労を知り、食べ物を大切にする気持ちを育てる取り組みで27年目を迎えました。生きものさがしのほか、田植えや稲刈り、収穫祭、家庭で稲の成長を観察できる「バケツ稲」(希望者)を通じて、自然とのふれあいや収穫の喜びを親子で体験します。
6月開催 田植えの報告はこちら
コープみらいでは、さまざまな企画やイベントを通じて、たべることを大切にし、笑顔あふれる食卓をつくるコープみらいの食育「たべる、たいせつ」の取り組みをすすめています。「田んぼのがっこう」のほか、「田んぼの教室」(吉川市)、野菜作りを体験する「畑のがっこう」(深谷市)を開催しています。
コープみらいの食育「たべる、たいせつ」について詳しくはこちら
埼玉県本部
子どもに交じって大人も夢中に生きものを探しました
スジエビ、ヨシノボリ、ホンモロコなど14種類の生きものを見つけました
埼玉県環境科学国際センターの金澤さん(写真中央)から見つけた生きものや田んぼの周りの環境について解説いただきました
JA埼玉中央の梶原さん(写真左)より稲の成長について説明いただきました