2018年7月31日
7月25日(水)、多古町旬の味産直センター「しんのみくうかん」で、夏休み宿題応援企画「旬のクッキングスタジオ」を開催しました。
連日の酷暑も少し和らぎ、自然がいっぱいの中で子ども達は元気に野菜の収穫体験やピザ作り等を通じて、"食の楽しさ"や"食の大切さ"、"人とのつながり"を学びました。
39人の子ども達をのせたバスは、保護者が見送る中「しんのみくうかん」に向けて出発!自己紹介や野菜に関するクイズをして盛り上がるうちに目的地に到着。早速トウモロコシの収穫を行いました。「どれにしようかな」と悩む子や、さっさと収穫して友達の分を一緒に探してあげる子などそれぞれに収穫の仕方はいろいろでしたが、トウモロコシを手に得意顔の子ども達でした。
次は昼食の食材になるトマトやキュウリ、レタスやバジルなどの夏野菜の収穫と、ドレッシング作りやピザ作りの調理体験です。ここからは8つのグループに分かれての行動です。
まずは野菜の観察からです。畑をまわりながら野菜の育ち方をスタッフに聞いたり、葉っぱを手にとってにおいをかいだり、大きくなったキュウリやナスの実を見て驚きの声が上がっていました。
また、リーダーを中心として自分たちが収穫してきた野菜を切ってドレッシングやピザを一生懸命作っている中で、高学年が低学年の面倒を見るほほえましい姿が各グループに見られました。すっかり打ち解けた子ども達は、おいしく出来上がったピザやサラダを食べながら賑やかな昼食となりました。
午後は楽しみにしていたブルーベリー狩りに出かけました。おみやげ用に渡されたパックにブルーベリーをいっぱいにしたら、後は自分の口に。もぎたてのブルーベリーの甘酸っぱさに大満足の様子でした。
畑から戻ると最後の体験となるブルーベリーのジャム作りです。砂糖と実をグツグツと煮て最後にレモンを入れて仕上げ、おみやげ用のジャムも上手に出来上がりました。
終わりの会では、野菜などの収穫体験やピザ作りなどが楽しかったということと同時に残さずに食べようと感じたことや、仲間と協力することの大切さがわかったとグループごとに発表がありました。また、広場で取った虫などの生きものは、観察をした後は必ず自然に帰すことを学びました。
子ども達は今日1日の楽しい体験とおみやげを手に、「しんのみくうかん」を後にしました。
千葉県本部
39人笑顔で全員集合!
ナスやトマトをいっぱいトッピング
野菜がどのように成っているか観察した後、みんなで収穫をしました
協力して作ったピザやドレッシングは最高!苦手な野菜も食べられるようになりました
ブルーベリーの収穫。木によって甘さが違うんだね