2018年11月26日
(農)長生産直の協力を得て、11月18日(日)11家族(大人23人、子ども16人)が参加して「長生産直 たまねぎクラブ(全2回)」の1回目を開催しました。
たまねぎの定植から収穫までの体験を家族で行い、生産者のさまざまな思いや苦労、食べることの大切さを実感し、「フードチェーン」への理解を深めることを目的として開催しています。
この日はたまねぎの定植、旬の野菜"春菊"の試食、コープの産直ブランドの学習会を行いました。
最初に生産者から苗の植え方を教わり、穴の空いたマルチシートに細ネギのような苗を1本ずつ丁寧に植えていきました。初めはぎこちなく植えていましたが、進むうちにだんだんとコツを掴み、子どもも大人も生産者と一緒に黙々と作業をし、15000本くらいの苗を植えました。「たまねぎの苗、小さいのに匂いは一人前」「根が飛び出して植えてしまっていても新しい根が生えてくるので大丈夫なんですね」などの気づきがあり、作業が終わるとみんなやり切った顔でいっぱいでした。
畑から戻り、家族で昼食をとりながら長生産直が提供してくれた旬の野菜の"春菊"の試食を行いました。「春菊のキムチあえ」「春菊とトマトとジャコあえ」など一工夫したメニューもあり、「おいしい!!」と好評であっという間に無くなってしまいました。
学習会では、「コープの産直ブランド」の説明がコープみらいの食育サポーターからありました。「コープの産直」は、生産者とコープが顔の見える関係をつくり、生産者と生協・組合員がつながり、安全性が確保され、おいしさと環境配慮を兼ね備えた、生い立ちがはっきりわかる農水畜産物をお届けする取り組みです。説明の後実際に「ハピ・デリ!」を見ながら「産直」マークを探し、掲載されている農水畜産物を確認してみました。保護者からは「安全でおいしいものを子どもに食べさせたいから、この取り組みを聞いて安心しました」という感想がありました。
来年の5月のたまねぎ収穫には自分達の植えた苗が立派なたまねぎになることを楽しみに、長生産直で秋の一日を楽しく過ごしました。
千葉県本部
参加者同士で協力し、たまねぎを1本ずつ植えていきます。
向かい合って進めると効率がいいね!
生産者からたまねぎの植え方を丁寧に教わりました。
家族で昼食タイム、春菊もいっぱい食べたよ。
あ!産直マーク見つけたよ。
【参加者の声】
・改めて農家の方に感謝の心がわきました。
・生産者の話が聞けてよかったです。
・広い畑でたまねぎを植える体験ができてよかったです。
・体験時間は少しだったけど、足腰が痛くなり農家の大変さを感じました。
・試食の「春菊」のメニューは家でもやってみようと思いました。