2019年5月28日
5月19日(日)おいしい玉ネギの産地、白子町の(農)長生産直に11家族、39人が集まり、長生産直玉ねぎクラブの2回目を開催しました。
たまねぎの定植から収穫までの体験を家族で行い、生産者のさまざまな思いや苦労、食べることの大切さを実感し、「フードチェーン」への理解を深めることを目的として開催しています。
昨年11月に定植した玉ネギが収穫時期を迎え、畑には葉がクタッと倒れている玉ネギと、つぼみが付いてピンと立っている(トウ立ち)玉ネギがありました。生産者から「トウ立ちの玉ネギは中心が成長し過ぎて固いため商品化できないので最初に取り除きます」と、商品化できない理由についてお話をうかがった後、作業を開始しました。黒いマルチの穴から半分見え隠れした玉ネギの葉を持って引っこ抜くと、子どもたちが「でっか~い!」「根っこがいっぱい!」と大きな声を上げて次から次へと喜んで引き抜いて並べていきました。その後、根と葉を切り落として持ち帰り用のネットに大小上手に組み合わせていっぱい詰めました。
昼食は(農)長生産直の方に準備していただいた、新玉ネギ、キュウリ、ミニトマトを「野菜たっぷり和風ドレッシング」や「玉ねぎドレッシング」で試食しました。
午後からは、食育サポーターによるミニ学習を行い、コープの「もったいない」フードロスをなくす取り組みとして「不揃い、ハネッコ、天候被害果」の野菜を「産地支援セット」や「もったいないセット」として販売し、生産者を応援していること参加者に伝えました。午前中にトウ立ちの玉ネギを見てきたので、「もったいない」話をみなさん興味深く聞いていました。
最後に昼食時に試食をした野菜の糖度を計ってみました。新玉ネギは2カ所計り、外側6度、中心部は9度、キュウリ4度、ミニトマト8度という結果を得て、新玉ネギの特に中心部がとても甘いことを体験を通して知ることができました。
参加者の声
・今年も大きな玉ねぎがたくさん採れてよかった。今日からたくさん食べていきます。
・試食がおいしかった。糖度計が使えた。
・玉ねぎがあまり好きではなかった息子も毎年楽しみにしている行事です。
・農家の皆さんのご苦労を少しでも感じることができ、白子玉ねぎの新しい一面に気づけてよかったです。
千葉県本部
こんなに大きな玉ネギが採れたぞ~
新玉ネギで今夜はカレーだねと家族で一致!
掘りたてを丸かじり!
ネットいっぱいに詰め込みました
新玉ネギの糖度を計ってみました