2019年9月24日
9月22日、埼玉県吉川市にて、のりす(株)とJAさいかつの皆さんにご協力いただき「田んぼの教室(吉川会場)・稲刈り体験」を開催し、子ども17人を含む9家族37人が稲刈りを体験しました。
参加者は、生産者から稲の刈り取り方などについて教わった後、親子で鎌を握り、稲を刈り取りました。鎌の使い方、稲穂の掴み方を覚えた子どもたちは、保護者の見守る中、稲刈り体験を1人でもおこなうことができました。
台風の影響で横倒しになってしまった稲穂は、コンバインで一方からの収穫しかできませんでしたが、子どもたちはコンバインに乗車させてもらい、貴重な体験ができました。また、保護者からは収穫について、たくさんの質問が出され生産者と交流の時間をもつこともできました。
ほかに、田植え体験時に持ちかえった苗の成長を家庭で観察した「バケツ稲」の品評会やアイル・クリーンテック(株)さんから肥料作りのお話、東南ブロック委員会のみなさんによる「お米の紙芝居」をおこない多くの学びもありました。
参加者からは「昔の人たちは鎌での稲刈りをおこない、苦労してお米を作っていたのだと感じました」「バケツ稲に挑戦してみて、お米作りの大変さがよくわかりました。毎日バケツ稲を観察して、季節の変化が稲にあらわれていることがわかりました。子ども達も毎日見るのを楽しみにしていました」などの感想が寄せられました。
「田んぼの教室」は、田植えと稲刈りの体験を通して、食べ物を育てる喜びと苦労を知り、食べ物を大切にする気持ちを育てる取り組みです。
5月開催「田んぼの教室(吉川会場)・田植え体験」報告はこちら
コープみらいでは、さまざまな企画やイベントを通じて、たべることを大切にし、笑顔あふれる食卓をつくるコープみらいの食育「たべる、たいせつ」の取り組みをすすめています。埼玉エリアでは「田んぼの教室」のほか、比企郡川島町での「田んぼのがっこう」を開催しています。
コープみらいの食育「たべる、たいせつ」について詳しくはこちら
埼玉県本部
手刈りと機械での刈り取りの違いを学びました
東南ブロック委員会による「お米の紙芝居」
初めて鎌を使うので最初は緊張しました
大きなコンバインに乗せてもらいました