2024年11月22日
コープみらいは、日本生活協同組合連合会など5者が共同で開催する「みんなのよみきかせ絵本大賞」に全国の25生協とともに賛同し、11月18日より、千葉県、埼玉県、東京都の未就学児童の保育施設等(幼稚園、保育園、児童養護施設など)996施設に、未就学児童向けの新刊絵本20冊をセットにして寄贈を始めました。
「みんなのよみきかせ絵本大賞」は、「絵本のよみきかせが好きな人が、今一番よみきかせしたい絵本を選ぶ」ことをコンセプトに、寄贈先の各施設が子どもたちに「よみきかせ」を行い、子どもたちの反応や先生の意見を踏まえて1冊を投票いただき、大賞を選出、表彰するものです。「よみきかせ」に最高な絵本を、みんなでえらぶことで「絵本のよみきかせ」のすばらしさを伝え、「絵本のよみきかせ」の文化を広めたいと考えています。
コープみらいは2024年9月、事業エリアの千葉県、埼玉県、東京都の未就学児童の保育施設等や自治体にも協力をいただいてエントリーを呼びかけ、千葉県内225施設、埼玉県内384施設、東京都内387施設、合計996施設への寄贈を進めています。
「館山市元気な広場」の施設長に絵本を寄贈する、コープみらい熊﨑理事長(後列右)
寄贈先の一つ、千葉県館山市の子育て支援施設「館山市元気な広場」では、11月18日に寄贈式を行いました。当日、施設に子どもたちを遊ばせに来ていた母親など保護者の皆さんに絵本をご案内したところ、お子さんが気に入りそうな絵本を選び、早速よみきかせを始めていました。「普段から家でよみきかせをしている。絵本は買うとちょっと高いので、こうした公共の施設で借りて読むことが多い。この施設にも子どものお気に入りの絵本があって、ここに来ると3~4冊は読んでいる。施設に新しい絵本が増えるのはとてもうれしい」と喜んでいました。
コープみらいは、全国の生協、幼稚園、保育園、よみきかせに携わるの方々など、さまざまな人がつながり、「ビジョン2035」に掲げる「ともに」の力で、未来を担う子どもたちの笑顔があふれる社会と未来を創ることに貢献いたします。
絵本を手に取り、読み聞かせを始める保護者の皆さん
「みんなのよみきかせ絵本大賞」は、日本生活協同組合連合会、生活協同組合コープさっぽろ、日本コープ共済生活協同組合連合会、日本出版販売株式会社、株式会社絵本ナビの5者が共同で開催するもので、2024年9月に全国の生協に参加を呼びかけました。「園児さんと先生でえらぶ!よみきかせ絵本部門」「絵本大好きさんがえらぶ!よみきかせ絵本部門」の2部門に分けてそれぞれ大賞を1冊ずつ選出。今回の絵本の寄贈は、「園児さんと先生でえらぶ!よみきかせ絵本部門」です。
園児さんと先生が一緒に選定するということがこの大賞の一番の特徴です。ご応募いただいた全国の幼稚園・保育園などの保育施設へ絵本20冊をお送りし、実際に「よみきかせ」を行い、その中から1冊を投票いただきます。投票数が最も多かった絵本を大賞として表彰いたします。2025年10月に表彰式が行われる予定です。
【参加エントリーから大賞決定までの流れ】 ※申し込みは終了しています