2025年1月 1日
組合員の皆さまには、日頃よりご利用、ご協力いただき心より感謝申し上げます。
2024年1月の地震で甚大な被害を受けた能登半島では、9月にも記録的豪雨に見舞われ、復興途上にあった被災地に再び大きな被害をもたらしました。コープみらいでは地震・豪雨災害に対する募金を呼びかけています。ぜひご協力ください。
また被災地の生協であるコープいしかわの配達事業を支えるため、コープみらいは1年間の出向職員を募集、手を挙げた3人が現地で奮闘しています。これからも助け合いの組織として、被災された方々に寄り添った支援を続けてまいります。
ヒロシマ・ナガサキの被爆者団体である「日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)」が、ノーベル平和賞を受賞されました。コープみらいは、理念「CO・OP ともにはぐくむ くらしと未来」のもと、これまでも日本被団協の取り組みを支援する募金活動や、核兵器廃絶を求める署名など、さまざまな平和活動を推進してまいりました。平和とは、ふだんのくらしを守ること。平和を次世代に継承するためにも、これからも平和の尊さを感じる取り組みを広げます。
一方、くらしを取り巻く状況は厳しさを増しています。コープみらいでは全国の生協と協力し、9月から11月にくらしに身近な商品を特別価格で提供する「くらし応援全国キャンペーン」を実施、この1月から3月にもくらし応援年度末企画を実施します。引き続き、「商品とコミュニケーション力」で、くらしを応援してまいります。
コープみらいでは子育て支援の取り組みとして、全国の生協とともに幼稚園・保育園などに新刊絵本を寄贈する「みんなのよみきかせ絵本大賞」を実施しています。コープみらいからは約1,000の園に各20冊をお贈りし、2年後にも実施する予定です。
こうした子育て支援や、フードバンクなどへのお米の寄贈、ひとり親家庭の子どもの就学・進学を支える奨学金給付事業などの活動は、皆さまのご理解・ご協力により進められるものです。また今年度策定したコープデリグループビジョン2035"食べるしあわせ、自分らしいくらし 「ともに」の力で、笑顔の明日を"につながるものでもあります。
2025年は「国際協同組合年」。コープみらいはこれからも、社会課題の解決に努め、事業と活動の総合力で組合員の皆さまのくらしに貢献してまいります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
生活協同組合コープみらい
代表理事 理事長 熊﨑 伸