2018年9月14日
9月9日(日)、27家族96人の参加者を迎え、多古町旬の味産直センターで「多古旬のお米くらぶ2018<稲刈り>」を開催しました。
この企画は、コープみらいの食育「たべる、たいせつ」の取り組みとして、多古町旬の味産直センターにご協力いただき、田植え・稲の成長観察・稲刈りを体験し、お米が食卓に並ぶまでの生産過程を学び、「新米の検査体験」「お米の学習と食べ比べ」「フードチェーンのミニ学習」を通して、食べることの大切さを伝えます。
今回は稲刈り体験が行われました。9月になってもまだ暑さが残る一日でしたが、稲穂はすっかり収穫の時を迎えていました。4つのグループに分かれた参加者たちは、生産者から稲刈りをする上での注意点や鎌の使い方などの説明を受けた後、親子で田んぼの中に入って稲刈りをしました。初めて使う鎌に最初は苦労していましたが、だんだんとコツをつかみ、稲穂はきれいに刈り取られていきました。稲刈りの後は、刈った稲を集めコンバインに運び脱穀の手伝い、脱穀された玄米も実際に見ることができました。
稲刈りが終わると昼食です。多古町の旬の野菜をたくさん使った野菜バイキングをみんなでいただきました。
午後からは生産者の菅澤さんより、今年のお米の作柄や田んぼからとれるお米の量など、お米についてお話を聞きました。
その後の「お米の学習と食べ比べ」ではお米のおいしさを実感し、お米について学びました。新米の検査体験、「多古旬のお米はどうやって自分たちのところへとどくのか?(フードチェーン)」のミニ学習も行われました。また、親子で一緒に郷土食の田舎まんじゅうを作りました。生産者の方からは秋野菜(落花生、サトイモ、サツマイモ)について説明を受け、日ごろ疑問に思っていることなどを質問して交流しました。
都市部にお住まいの参加者も多数おり、子どもに豊かな自然を体験させることができて喜んでいました。そしてお米についてや農業への理解を深めることができた一日となりました。
千葉県本部
■多古旬のお米くらぶ2018 1回目
■多古旬のお米くらぶ2018 2回目
多古町旬の味産直センター facebookは こちらから
稲刈りの体験を通して自然に触れることができました
親子で稲刈りを体験、たくさん刈れたね!
みんなで協力して、きれいに稲刈りができました
お米の食べ比べをして、違いを実感しました
新米検査をするために、いろいろな方法があることを体験しました
【参加者の声】
・コンバインをはじめて見ました。コンバインの価格のことや、いろいろな働きがあることがわかり驚きました。
・田舎まんじゅうを自分で作れて楽しかったです。出来たてはとてもおいしかったです。
・稲刈りが楽しかったです。もっとやりたかったです。
・お米について、一連のことを体験しながら知ることができました。生産者の方と直接お話ができてよかったです。
・新米検査のお米の点検は人の目で検査されていることがわかりました。
・生産者の方のお米や野菜に対する愛情をとても感じ、あたたかい気持ちになりました。