2019年8月 7日
7月28日(日)と8月4日(日)の2日間で、コープの産直産地の協力のもと船橋農産物供給センターと、コープ薬円台店にて、小学生を対象に農家とお店のお仕事体験を実施しました。
この企画は、生産から消費までの「フードチェーン」の一部を子どもたちに体験してもらい、普段何気なく食べている食品が、たくさんの人の努力を通じて食卓に上っていることを知ってもらうための食育企画です。
8月4日(日)コープ薬円台店では家族が見守る中、17人の小学生が野菜の販売と店内放送しました。
まず、野菜の特長をお客さんに伝えられるように「農家のお仕事体験」の復習。その後は、お店で働く上で基本となるあいさつ「いらっしゃいませ!ありがとうございました!」などを、大きな声で元気よくみんなで練習しました。ちょっと照れくさそうでしたが真剣に農産チーフからレクチャーを受けました。
さぁ、いよいよグループに分かれて店内へ出発です。自分たちで作ったPOPを貼り、野菜を並べて販売を開始しました。練習したあいさつよりも大きな声で、「いらっしゃいませ!産直の野菜はいかがですか!」と呼びかける子どもたちに、お客様も足を止め、野菜を手にとり、子どもたちの説明に耳を傾けていました。オクラをはじめキュウリやミニトマト、ジャガイモなど、売れ行きは好調でした。最後のグループが販売に入ったときは完売の野菜もでるほどでした。もう一つ、売れ行きに大きく貢献したのが、事務所からマイクを使っての店内放送です。「本日はコープ薬円台店にご来店いただきありがとうございます」と始まる子どもたちの声が店内に響きます。何度も何度も読み返しグループで練習した店内放送はお店の職員もビックリするくらいの出来映えでした。
そんな子どもたちの一生懸命な姿を見て、目を潤ませるお母さんの姿も印象的でした。
販売終了後、店長から「午前中の売り上げは農産部門で1番でした!」と報告があり、「やったぁー!」と笑顔いっぱいの子どもたちの姿が見られました。
2日間のリアルなお仕事体験を通じて、「収穫をして、選別や袋詰めをして、やっと買ってもらえるようになるのがわかり、大変だなぁと思いました」「いらっしゃいませと言うとお客様がいっぱい買ってくれてうれしかった」など子どもたちの感想が聞かれました。
はじめてのお仕事体験(農家のお仕事編)
千葉県本部
お客様に、野菜の特長を元気に説明しました
みんなで練習した店内放送。練習通り上手にできました
一生懸命作ったPOPを飾りました
商品をていねいに並べて品出しして、お客様を迎える準備
元気よくステキな笑顔でお客様をお迎えしました