つくる・味わう・学ぶ・楽しむ
一年間を通して、四季折々の自然を満喫しながら、様々なイベントを実施しています。2016年過去の記事
11月23日(水)、「クリスマスリースづくり」を開催し、8組13人が参加しました。
参加者は、秩父の森の散策で、森に自生しているクズが植林した木に巻きついて成長を妨げることを学び、引き抜いたクズを輪に整え、集めた草花などを飾り付けた個性豊かなクリスマスリースができあがりました。
参加者からは「一から自分で作ることは初めてだったので、とても貴重な体験ができました」「子どもと一緒に山中を歩いたり、材料を探すのが楽しかったです」「素敵なリースを手づくりできてうれしいです。森の話もとても興味深かったです」などの感想が寄せられました。
また、「森を守る応援団(ボランティア)体験講座」も同時開催し、1組2人が参加しました。竹や広葉樹の間伐を体験し、作業で使用する道具の使い方や秩父の森について学び、新たに2人がボランティアに登録くださいました。すでに活動をしている先輩の応援団のみなさんと交流も行いました。
11月3日(木・祝)、コープみらい秩父の森(秩父市)で、コープみらい・コープみらい財団共催「コープみらい秩父の森10周年祭」を開催し101人が参加しました。
記念式典には、秩父市行政や地元町内会、コープみらい秩父の森の保全に携わっていただいている団体、森を守る応援団(ボランティア)、さいたまコープ(当時)の元役員、地域でコープみらいの取り組みを推進するブロック委員やコープみらい役職員などが参加し、10年の歩みの報告や秩父市の木「カエデ」を植樹しました。
イベント企画では、森の自然を観察する「森のたんけん」や間伐した竹を使ったアクセサリーづくり、「環境クイズ」のほか、石窯で焼いたナンや焼きイモ、豚汁などの味も楽しみました。
参加者から「数十年後、とても素敵な森になっているのだろうなと感じました」「森のたんけんで、案内してもらいながら歩くと自然や森のことが良くわかって楽しかったです」「自然に関する学びを楽しく、遊びながら体感できるのは、豊かな森を守っていくために良いことだと思います」などの感想が寄せられました。
コープみらい秩父の森は、2006年から行政やNPO、組合員とともに、約1万6千平方メートルの土地の環境保全活動をすすめ、クヌギやコナラ、カエデ約1,000本を植林し育てています。「いのち育む四季彩の森」として一年を通して「草木を利用した物づくり」や「生きものさがし」などのイベントを実施し、四季折々の自然を体験しながら生物多様性について学ぶことができる森として、組合員に親しまれています。
コープみらいでは、自然を守り、自然を大切にする心を育むフィールドとして、「コープみらいの森」を保有し、地域社会と連携しながら環境保全の取り組みを広げています。
10月22日(土)、「自然の恵みでものづくり(草木染めと小物作り)」を開催し、5家族13人が参加しました。
森に生えている外来種のセイタカアワダチソウをみんなで抜き、出来上がりのデザインをイメージしながら輪ゴムで布を絞り、セイタカアワダチソウを煮出した汁で染めました。布を煮出している間には、「森のたんけん」とドングリなどを使った小物づくりもおこないました。
参加者からは「身近な材料での草木染めや小物づくりに感動しました」「緑にふれる機会が少なくなったので、懐かしいような新鮮な感じでした」などの感想が寄せられました。
当日はこのほか、森を守る応援団に4人が参加し、前回に引き続き、間伐した竹を使って園路の整備をおこない修復が完了しました。
9月17日(土)、「森の生きものさがし」を開催し、1家族2人が参加しました。
ススキの草はらやイベント広場などでツマグロヒョウモンやバッタ、カマキリなどの昆虫を見つけ、虫かごに入れ観察しました。また、チョウの種類で幼虫の食べる草が違うことなどを学習しながら、さまざまな虫と出会うことで、森の生態系が豊かなことを確認しました。
参加者からは「昆虫や植物の話しが聞けて、良かったです」などの感想が寄せられました。
また、森を守る応援団に5人が参加し、間伐した竹を使って森を巡る園路の修復をおこないました。午後には、千葉エリアにある八街の森のボランティア18人の皆さんが視察のため訪問され、秩父の森を案内後、園路の修復作業を一緒に行ない約10メートルを整備することができました。