2018年3月 8日
コープみらい千葉エリアでは、(農)長生産直の協力を得て、玉ネギを中心とした根菜類の種まき・苗植えから収穫までの一連の体験を家族で行う「長生産直やさいクラブ」を開催しています。この企画は産地と年間を通して関わることで生産者のさまざまな思いや苦労、食べることの大切さを実感し、「フードチェーン」への理解を深めることなどを目的として実施されています。
2018年3月4日(日)17家族、大人30人、子ども23人が長生郡白子町にある生産者の畑に集まり、長生産直やさいクラブの3回目が開催されました。
この日はジャガイモの種植え、玉ネギ畑の草取り、野菜の糖度実験を行いました。
快晴の空の下、まずはジャガイモの種植え。大人たちが1つのジャガイモを芽が残るように2つにカットし、子どもたちが切り口に「灰」をつけ、みんなで協力し、5センチほどの深さに埋めました。
玉ネギ畑の草取りは、とても根気のいる作業でしたがマルチシートの穴の中に生えた雑草を丁寧に抜き取りました。11月に定植した玉ネギは寒い冬を越し、しっかりと根付いていました。
昼食で提供していただいた「葉玉ネギ」は酢みそと「コープクオリティ」のゆずポン酢でいただきました。葉玉ネギを食べるのが初めてという参加者もいましたが、葉っぱまで甘くておいしいと好評でした。
午後からは、ニンジン、キュウリ、トマト、ダイコンなどの身近な野菜をすりおろし、糖度計を使って「野菜の糖度実験」を行いました。
子どもたちも興味津々で、初めてみる糖度計を覗き込み、計測を楽しみました。またイチゴの糖度が先端とヘタの部分では違うことなど、生産者さんならではの知識も教えてもらいました。
参加者からは、「草取りが大変でした。こんなに大変なんだから野菜の値段が高くても買おうと思いました」との声も上がりました。生産者さんの思いや苦労とともに長生産直の魅力を感じられた1日となりました。
千葉県本部
■長生産直やさいクラブ1回目はこちらから
■長生産直やさいクラブ2回目はこちらから
きれいな青空の下、みんなで頑張って草取りをしました!
ジャガイモの種植え。切り口を下にして、25センチ間隔で埋めます
乾燥を防ぐために種イモの切り口に灰をつけます。子どもたちも大活躍!
葉玉ネギは玉ネギを若いうちに収穫したもの。甘くておいしい!
糖度計を覗き込んで・・・イチゴって甘いんだね!
【参加者の感想】
・草がたくさん生えていて大変でした。農家の方のご苦労が少し分かった気がします。糖度計に初めて触れられて楽しかったです。
・草取りが同じ体勢で、大変だったけれど玉ネギの成長がみられて良かったです。
・暖かくなって畑の仕事も楽しくできました。