森の保全管理とボランティアとは
ボランティアの皆さんが、森の整備を計画的に進めています。2019年過去の記事
10月26日(土)「森を守る応援団」6人が参加し、認定NPO法人JUON NETWORKのスタッフとともに、保全活動等を行いました。
以前からえぐれていた土手が、これ以上広がらないよう補修作業を行いました。地盤が弱い場所に木を移植して、根を張らせ、土台を固める方法を取り入れることとなり、クヌギを掘り起こす作業を行いました。また、水が溜まらないよう竹で作った排水管も作り固定しました。今回は、完成とはなりませんでしたが、来月も継続して作業を進めます。
午前中、女性ボランティア2人が同時開催をしていた「自然の恵みで草木染め」のイベント運営補佐(火おこしや火の番)に入り、草木染めにも参加しながら、作品を作り上げ、イベント参加者と交流を図ることができました。
続けてやってきた台風15号、19号の影響で、倒木や東屋等の建造物の被害はなく、安心しました。
9月21日(土)、ボランティア体験講座に参加者1人と、「森を守る応援団」8人が活動しました。
ボランティア体験講座では、並行して行われているイベントの参加者とともに認定NPO法人 JUON NETWORK(樹恩ネットワーク)から秩父の森の成り立ちやこれまでの森づくりの様子などの説明を受けながら、森を一回りしました。その後、流しそうめんで使う太い竹を参加者全員で協力しながら切り倒しました。
午後、ロープを使って広葉樹(クヌギ)の間伐を体験したほか、資料を使い保全活動の基礎知識を学びました。参加者からは「フクロウやリスなどの動物が住み易い環境を整えることで、子ども達に興味を持ってもらえたらと思います。是非、森の整備に貢献したいと思います」との感想が寄せられ、ボランティア登録いただきました。
「森を守る応援団」の活動は、昨年修繕した竹垣<こちら>が、強風の影響で倒れてしまったため、新たに土台から作り直しました。また、果樹の木の周りの草刈りや古竹の焼却作業を行いました。
7月6日(土)のボランティア体験講座に参加者1人と、「森を守る応援団」5人が活動しました。
同時開催の「森のたんけんと水鉄砲・竹けん玉づくり」のイベントに参加し、イベント参加者とともに認定NPO法人 JUON NETWORK(樹恩ネットワーク)から秩父の森の成り立ちや、これまでの森づくりの様子などの説明を受けました。その後、竹を使った水鉄砲やけん玉づくりに挑戦しました。
午後は、傾斜地やシイタケのホダ場まで視察し、生態系の仕組みや森の将来像などの説明を受け、混み過ぎているクヌギを間伐しました。参加者からは「普段やらないことを経験できて新鮮な気持ちです」との感想をいただきました。
「森を守る応援団」は、傾斜竹林の中を散策するための道の補修と歩きやすいよう石や草取り除く作業をしました。その他、イベントの補佐(竹の間伐のサポート)も行い、様々な場面で活躍いただいています。
6月15日(土)に森の応援団5人と、ボランティア体験講座に1人が参加して、ボランティア体験講座を開催しました。
小雨が降りしきる中、木々が屋根代わりとなり、森の散策を行いました。認定NPO法人 JUON NETWORK(樹恩ネットワーク)から秩父の森の成り立ちや、これまでの森づくりの様子などの説明を受け、足場の良い場所で竹を切り倒す体験をしました。参加者からは「普段の生活の中でのこぎりを使うことはあっても、生えている竹を切り倒す経験は初めてです」と感想をいただきました。
その後、東屋で今後のイベント企画で予定している竹のスコップ作りに挑戦をしました。初めて行う竹の工作でしたが、指導を受けながら10分程度で見事に完成しました。「竹の繊維に沿って切ると、簡単に切れますね」と出来栄えも満足いくものとなりました。
ボランティア体験講座と並行して行った「森を守る応援団」の活動では、ススキの草原に空いている大穴の中で火を起こし、古竹の焼却作業をしました。隣の池からは、池に落ちる雨音に合わせて元気よく鳴くカエルのケロケロという声が聞こえてきました。お昼に近づくに連れて雨足が強まったため、予定していた傾斜地での作業は断念しました。
お昼には竹水(※)を試飲しながら、交流を深めました。
※竹水とは・・・タケノコが若竹になる頃(4月~5月頃)に先端部分を切ることで、幹を通って吸い上がる水が節にたまったもの
5月19日(日)に森を守る応援団7人が参加し、この時期に必要な保全活動を実施しました。
竹垣の補修や古竹の焼却、ピザ窯の薪として活用するウメの古木の薪割りなどをおこないました。
庭師の経験のある樹恩ネットワークのメンバーに教わりながら、昨年作成した竹垣<こちら>に木の枝が落ち、壊れてしまったので、杭を作成して補修を試みました。思ったよりも土の中の石が多く、杭がなかなか入っていかないので、次回への持ち越し課題となりました。
先月はあまり見られなかったタケノコが、背丈を越えるほどの高さまで大きくなっていたので、全て倒しました。昼には、同日開催していた竹飯作りの協力もおこないました。
1月26日(土)森を守る応援団7人、認定NPO法人JUON NETWORK(樹恩ネットワーク)とコープみらいの森の担当者、計14人が参加し、森の保全活動と今後の活動の構想を話し合いました。
昨年行った梅・ハナモモの剪定の続きと、エノキが込み入ってきたために一段高い陽の当たる場所へ移植する作業を行いました。移植したエノキは2011年7月に自然に発芽した苗を植え替えたもの<こちら>で、掘り起こしてみると幹と同じくらいの太さの根が張っていて、木の成長の早さに驚きました。
また、森を一回りしながら、今年度の保全活動を振り返り、それぞれ思い描く森や組合員に親しんでもらえる森にするためにどうすればいいのか、将来の森のあり方などを話し合いました。
話し合いでは「1ヵ月に1回程度の活動ではなかなか保全が進まない」「使いやすい定位置に、カマドを作るとよいと思う 」「花が楽しめる場所があるとよいのではないか」「八街の森の話も聞けてよかった。他の森の様子も知りたい」などの意見が出ました。
また、今後のイベントで活用するため、竹筒ご飯と竹で巻くバウムクーヘンを作り、試食しました。