2009年過去の記事

「ジャノヒゲ」という植物です。

別名"龍のひげ"ともいい、1年中濃い緑で、宝石のような青い実は

とても魅力的です。冬枯れの森の中でキラキラと輝いていました。

日当たりのいい場所に植えた苗木は、幹も太く葉も大きく生長しています。
ついこの間まで緑色をしていた葉も紅葉し、褐色を帯びた赤紫に変身。
木枯らしが吹き始めると、葉を落とし秩父の寒い冬を越す準備に入ります。

そして葉の裏側にはこんな不思議なかたちのものが・・・。

もみじの種。風が吹くとくるくると回りながら、飛んで行くんですね。

竹林の下の枯れ枝に絡まって、ひっそりと咲いていました。キキョウ科のツルニンジンです。根が朝鮮人参のように太いのでこの名前が付けられたそうです。花の外側は淡い緑でしたが、内側は濃い緑や赤い斑点があり、とっても可憐な花でした。

きれいなエンジ色のカミキリムシ。幼虫は真竹や孟宗竹を好みます。

動物の尻尾に良く似た花。何の動物でしょうか？
正解は虎。名称はオカトラノオと言います。