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秩父の森|コナラ・クヌギの成長の様子

2014年過去の記事

今年2月の大雪で折れたり、割れてしまったクヌギの幹から萌芽し、立派な枝が空に向かってまっすぐに伸びています。今年も大雪が懸念されますが、枝払いをボランティアの皆さんの協力で行い、冬に備えました。また、成長を阻害するクズも除去し、すっかり風通しが良くなりました。

立派な枝になりました
巻きついていたツルのあと

植林したカエデの苗木も真っ赤に色づきました。冬の準備が始まった苗木は、もうしばらくするとすっかり葉を落とします。
今年2月の大雪で折れてしまった苗木も残った小枝から葉がたくさん出て、きれいに紅葉しています。

折れた苗木

1月に植林したカエデは冬の寒さや積雪に耐え、小さな葉をたくさんつけていました。

コナラの芽吹き

地面に落ちたドングリが芽を出していました。

2月8日と14日に降った大雪の重みで、クヌギの枝が折れたり、木が曲がったりしてしまいました。折れた木や枝は危険がないよう切り落とし、雪に埋まって曲がった木は雪から堀り起こし、縄を使って支えました。

 

1月25日に植えたカエデの苗木は、陽が当たるよう雪かきをしました。

 

そんな中、野ウサギが雪の上を走る姿が見られました。

 

 

折れたクヌギの木
雪で埋もれてしまったクヌギ(写真左)、野ウサギのフンを発見!(写真右)

1月25日に植林したカエデの苗木は、45センチの積雪で半分くらい埋まっていました。寒さには強い楓の木。春が待ち遠しいです。

1月25日(土)「楓(カエデ)の道づくり」を開催し、組合員をはじめ、コープみらい秩父の森ボランティアや埼玉県の職員の方とともに44人の参加で、森の入り口の沿道に秩父市の木「カエデ」を40本植林しました。


参加者は苗木の植え方の説明を受けた後、植え込む穴の大きさを整え、高さ約80cmほどの苗木をていねいに植え付けました。苗木が育つと森の入り口までの約50メートルの道が、秋には真っ赤な並木道になります。その後、竹の間伐材を薪にして作った豚汁も楽しみました。

 

参加者からは、
「大きな石がごろごろしていて、予想以上に大変でした。」「植林は子どもにとって自分の成長と重ねられるイベントで、よい体験になりました。」「10年先、20年先も森を見守りながら楽しめるイベントを期待しています。」などの感想が寄せられました。

 

このイベントは埼玉県から、東屋づくりとともに、「みどりの埼玉づくり県民提案事業」の補助を受け行っています。植林地には、「彩の国みどりの基金」のプレートも設置しました。

コープみらい秩父の森では、2008年からクヌギ、コナラなど約1000本を植林し、森づくりをすすめています。


 

みんなそろって記念撮影
親子で協力して植えました(写真左)、プレートの設置(写真右)
植え方の説明を受けました
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