自然観察
森で出会った動植物の記録です。年々たくさんの鳥や虫たちが遊びに来るようになりました。【1月22日撮影】埼玉県で準絶滅危惧種に指定されているカヤネズミの巣を発見!
ススキの枯れた葉をじょうずに編みこんで、地上1メートルの枯葉の間に引っ掛かっていました。カヤネズミの姿はありませんでしたが、ふっくらとして温かそうでした。
カヤネズミは日本最小のネズミで、大人の親指くらいの大きさです。体重は約10g(1円玉で10枚分)で、体が軽いので尾を草の茎に巻きつけて、草から草へと移動することができます。ススキなどの葉を用いて球状の巣をつくり、草のたね、虫などを食べます。冬は堆積物の下や地下に穴を掘って過ごします。