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秩父の森|定点観察

2021年過去の記事

北風がとても強く、寒い一日となりました。水辺には厚く氷が張り、枝に少し残っていたコナラの葉はすっかり落ち、強い風とともにかさかさと音を立てながら、風に舞っていました。森はもう冬本番です。

 

午後から降り出した雨が、木々の緑をいっそう濃く、輝かせていました。クヌギ、コナラは葉を大きく広げ、さらに空へ向かって伸びています。かなり込み入ってきたので、間伐を進めています。

姿は確認できませんでしたが、耳を澄ますとホーホケキョとウグイスの鳴き声が森の中に響き渡っていました。

 

毎年、この時期は、森の北側にある満開の山桃が遅い春の到来を感じさせてくれるのですが、今年はすっかり散っていて、植林した木々は新芽から青葉になり始めていました。少し動くと汗ばんで、季節はもう初夏を思わせるようでした。

 

池の水が緩み、白梅も満開となり、春の兆しを感じました。落ち葉を掻き分けるとフキノトウが顔を出し、陽の当たる斜面にはオオイヌノフグリを見つけることができました。

 

森は銀世界【1月24日】

昨夜から降り始めた雪で秩父では一面の銀世界。木々に積もった雪はまるで白い花を咲かせたようでしたが、湿った雪の重みをじっと耐えているようでした。午後には雪は雨に変わり、東屋の屋根の雪はどんどん流れ落ちていきました。

 
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