森の保全管理とボランティアとは
ボランティアの皆さんが、森の整備を計画的に進めています。2025年過去の記事
6月14日(土)に「ボランティア体験講座」に3組4人が参加し、「森を守る応援団」10人とともに活動を行いました。
森づくりについて説明を受け、今後目指す森をイメージしながら森をぐるりと一回りし、竹の間伐、4月に設置したスズメバチトラップの撤去、ビワの鹿柵の補修、下草刈り等を体験しました。昼食時に雨が強まってきたので、継続して活動している応援団のみなさんと自己紹介をしながら交流を深めました。
参加者からは「森林の現状を知ることができ、自分の意識を変えることができた」「ロープ結びは大変参考になった」などの感想が寄せられました。体験講座終了後、3人の方にボランティア登録をしていただきました。
「森を守る応援団」は、矮小竹の皆伐、紅白梅・桃の収穫、綿花の植栽、刃物研ぎ、講座の手伝いなどを行いました。そのほか、秋から行う水辺の拡張の前に水生生物の調査を行い、今後の方針を検討しました。
3/8(土)に「森を守る応援団」(ボランティア)20人と認定NPO法人JUON NETWORKのスタッフ3人とともに、保全活動を実施しました。
12月から作り始めているファイヤーピット(※)は、穴をさらに深く掘り、石を拾い集め、形を整え、もう少しで完成です。その他、同時に開催しているイベント(ビー玉コロコロ造り:こちら)のお手伝い、椎茸原木用の玉切りと椎茸の駒うち、あんずの植栽等を行いました。
2011年に設置して以来、参加者を見守ってきた「コープ秩父の森」の門柱は、根元の腐れから倒木の恐れがあるため、撤去しました。
※ファイヤーピットとは、火を使ったイベントに対応するための焚き火台(炉)です。
1月18日(土)「森を守る応援団」と認定NPO法人JUON NETWORKのスタッフなど合計18人で、冬のこの時期に必要な保全活動を行い、昼食休憩中には、今後の森づくりについて話し合いました。
これまでの保全活動を振り返りながら、さまざまな生きものが集まり、より組合員に親しんでもらえる森にするためにはどうすればよいかなど意見を出し合い、水辺の整備や実のなる樹の植えつけ、バイオネスト(※)作りなどの提案がありました。
また、センサーカメラを動物の食痕や糞が確認されているススキの草地に移し、森の訪問者たちの痕跡を覗き見ることにしました。
(※)バイオネスト:間伐や下草刈りで出た枝や枯草、落ち葉などを活用して、自然に溶け込んだたい肥置き場。カブトムシなどの幼虫の棲みかとなり森は豊かさを増します。