2017年12月13日
コープみらい千葉エリアでは、食にふれ、農村と都市の交流やお互いの理解を深めるために、「船橋・野良しごと楽校(がっこう)」を、毎年開催しています。
12月10日(日)、20家族、大人35人、子ども34人の参加者が飯島農園に集まり、船橋・野良しごと楽校の8回目が開催されました。
この日はブロッコリーの収穫とサニーレタスの種まき、餅つきとお雑煮作り、しめ縄とリース作りを行いました。
天候に恵まれぽかぽか陽気の中、ブロッコリーの畑に向かいました。10月の長雨と日照不足により9割のブロッコリーが出荷できなかったそうです。参加者は広い畑を歩き、痛みのないブロッコリーを袋いっぱい収穫しました。収穫をしながら出荷できなかったブロッコリーを観察し、あらためて自然と向き合う野菜栽培の厳しさを知り、生産者の苦労を感じたようでした。
その後、竹林の広場に戻ってサニーレタス(レッドファイヤー)の種まきを行いました。1家族が1ケース(128マス)を受け持って、トレーに土を入れ、1マスに1粒ずつ種を押し込み、その上にまた土をかけました。苗が元気に育ったらみんなで畑に定植する予定です。
昼食では2チームずつ協力をして、二臼のお餅をつき、きな粉、辛味、雑煮にしていただきました。
午後は飯島農園の飯島さんの指導のもと、稲わらを使ったしめ縄作りをしました。稲わらをしごいたり、3つの束に分けたりと、まねをしながら作り上げました。難しかったようですが、「お正月に手作りのしめ縄が飾れるのがうれしい」との声もあがりました。
そのほかにも食育サポーターより、コープみらいが行っている「出前授業」の紹介などもあり、たくさんの学びとチームの親睦が深まった1日でした。
千葉県本部
■船橋・野良しごと楽校 第1回目はこちらから
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青空が広がり、収穫日和の1日でした
たくさんのブロッコリーをお土産にいただきました!
サニーレタスの種まき。子どもたちも楽しそう!
みんなで力を合わせてついたお餅。この後お昼においしくいただきました!
しめ縄は難しかったけれど、すてきなリースが出来上がりました!
【参加者の感想】
・畑のブロッコリーが出荷できないという現実。『規格』って厳しいんですね。
・ブロッコリーが密集してできること、1つ1つ手作業で収穫していることを初めて知りました。
・餅つきは家ではなかなかできない体験なのでできてよかったです。つきたてのお餅がおいしかったです。
・しめ縄作りは難しかったが、正月に手作りのしめ縄が飾れるのは嬉しいです。