森の保全管理とボランティアとは
ボランティアの皆さんが、森の整備を計画的に進めています。シンジュの巻き枯らし
コープ秩父の森には、過去、養蚕のために持ち込まれた中国原産の「シンジュ」が野生化しています。生長が早く、大変大きくなる木のため、森の保全には伐採が必要です。2月26日ボランティアさんを中心に、参加者5人で「巻き枯らし※」という独特の方法で作業をおこないました。
今回はシンジュの他、北米産のハリエンジュ(別名:ニセアカシア)も巻き枯らしもおこないました。
※「巻き枯らし」:表皮にある水や養分を吸上げる管と光合成の養分を全体に行き渡らせる管を剥ぎ取り、水や養分を途絶えさせて木全体を枯らす方法です。木が立ったまま枯れるので、伐採した場合と比較して、新たな芽が出るのを防ぐメリットがあります。
ちょっと寒そうでかわいそうですが、森の保全のため必要な作業です。