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秩父の森|森の保全管理とボランティア

2017年過去の記事

12月16日、ボランティア体験講座と森を守る応援団の活動を開催しました。

ボランティア体験講座には2人が参加し、午前は同日開催のイベント「竹の間伐とミニ門松作り」、午後は秩父の森の視察と広葉樹の間伐を体験しました。

森を守る応援団の活動では、森を守る応援団(ボランティア)4人をはじめ、NPO法人樹恩ネットワーク(JUON NETWORK)と埼玉県本部職員の合計10人で、前回切り倒し180センチメートルに切りそろえた木材(シイタケの原木)約25本を、森林ボランティア活動を行っている方の指導のもと、山中に張ったワイヤーと滑車を使用して、約150メートルほど運びました。

搬出した木材は、3月にシイタケのコマ打ちをしたあと、9月を目安にホダ場への設置を予定しています。

ボランティア体験講座では広葉樹の間伐を体験しました 
山の中をワイヤーを利用して運びます(写真左)、4回に分けて移動させました(写真真ん中)、途中地点は仮置き場所を作成(写真右)

11月23日(木・祝)、森林ボランティア活動されている方を講師に迎え、「森を守る応援団」5人、NPO法人樹恩ネットワーク(JUON NETWORK)、事務局合わせて合計11人で、シイタケのホダ木に使用する木の伐採を行いました。

「森を守る応援団」の方が所有している雑木林から、森林ボランティア活動をされている方の指導を受けながら、樹齢20年を迎える太さ20~30センチメートルくらいのコナラの木を、8本切り倒しました。切り倒した木は長さ180センチメートルに切り揃えて、原木を約30本を作りました。


原木は今後、秩父の森まで運び、しばらく乾燥させた後、3月のシイタケのコマ打ちを体験で使用します。

伐り倒したい方向と反対側からも、ノコギリで切込みをいれます
安全に作業できるよう事前説明(写真左)、ロープを使って切り倒す方向を調整(写真右)
年輪の幅が広い切り株(写真左)、ケーブルを使って運び出す準備(写真左)

9月16日(土)、ボランティア体験講座に1人が参加し、秩父の森で活躍しているボランティア「森を守る応援団」の活動を体験していただきました。

ときおり小雨が降る中、森の保全のために参加していた「森を守る応援団」5人と一緒に、午前中は平地竹林の竹を間伐し、ウメやカエデの木に巻きついているクズのツルを取り除く作業を行いました。午後は、スタッフ(認定NPO法人JUON NETWORK)から、秩父の森の成り立ちや今後の目指す姿、保全活動の内容等の説明を受けました。

また、「森を守る応援団」の皆さんは、水辺の管理など冬に向けて必要な森の保全活動をはじめ、同時開催の<「生きものさがし」イベント>の補佐としても活躍いただきました。

イベント終了後、池から取り除いた落ち葉の中に、ヤゴを発見しました。このまま越冬して、来年の秋、トンボになって大空を飛ぶのでしょう。

イベント参加者と一緒に記念撮影
池の落ち葉を取り除きました(写真左)、発見したヤゴ、そのまま池に戻しました(写真右)
怪我のないよう準備体操を入念に行いました

7月1日(土)「森を守る応援団」3人と認定NPO法人JUON NETWORKのスタッフ2人で、4月から行っているテッポウムシの被害を受けたコナラの間伐と、クヌギ、コナラの木に巻きついている繁殖力の旺盛なクズなどの下草刈りを行いました。

午前中は、降雨のため、同時開催をしていた「森のたんけんとバターナイフづくり」のイベント運営補佐を行い、バターナイフ作りで、参加者と交流を図ることができました。午後から保全活動を行い、被害木4本と竹を8本間伐しました。また、恵みの雨を受け、勢いよく繁茂している草を刈る作業も行い、風通しが良くすっきりしました。

コナラを伐採した後、クワガタが木の中から出てきました。詳しい映像は<こちら>

ロープを使って、直径10センチくらいの太さのコナラを切り倒しました
被害を受けている木を確認中(写真右)、空を見上げるクワガタ(写真左)

6月3日「森を守る応援団」7人(内3人は登録後初めての活動)とスタッフ(認定NPO法人JUON NETWORK)3人の計10人で、森の保全管理活動を行いました。 



当日は4月から行っている桜の木を守るための竹の間伐、この春、新たに大きくなった青竹の伐採、テッポウムシの被害を受けたコナラの切り倒し、外来種の駆除をし、参加メンバーの希望を優先しながら3班に分かれて作業をしました。天候にも恵まれ、作業は予定通りすすみ、終了後、梅の実の収穫もしました。



今回、「森を守る応援団」として初めて活動したボランティアの1人より、「平日は、一日中コンピューターでの作業なので、竹を間伐して見えてきた青空が清々しかったです」との感想が寄せられました。

1日で竹45本を切り倒しました
テッポウムシの被害を受けた5本(写真左)、女性ボランティアも、これ以上竹林が広がらないよう細い青竹20本を切り倒しました(写真右)
収穫した梅の実

5月14日、ボランティア体験講座を開催し2組3人が参加しました。午前中は同日開催の「森のたんけんと竹とんぼづくり」に参加していただき、その後に認定NPO法人JUON NETWORK(ジュオンネットワーク)のスタッフより竹の間伐などを教わり、森を守る応援団とともに竹と植林したコナラなどを間伐しました。


参加された3人には、あらたにボランティア「森を守る応援団」にも登録いただき、ボランティアは16人になりました。

安全に間伐できるようにロープを結んでから切り倒しました
【写真左】JUON NETWORKのスタッフに間伐の仕方を教わりました    【写真右】竹とんぼづくりにも参加しました(左)

4月22日(土)小雨が降る中、「森を守る応援団」3人とNPO法人樹恩ネットワークのスタッフ3人で、桜などの木々を守るため、竹の間伐を行いました。また、間伐した竹の枝を活用して竹垣の補修と蜂が巣をつくらないよう蜂トラップの設置等、この時期に必要な森の保全活動を行いました。竹の間伐では合計30本ほど切り倒し、風通しが良くなりました。

春爛漫の森を見回りながら、水辺のおたまじゃくしの様子やシイタケの生育状況等も観察しました。

終了後、同日開催していた「竹の食器づくり」のイベントに参加されていた方々と交流を深めました。

おたまじゃくしを観察しました
竹垣の枠を延長し、払った竹の枝を差し込みました

3月18日(土)、森の保全管理活動を行っている森を守る応援団(ボランティア)7人がテッポウムシの被害にあった植樹木の処置としいたけのホダ木を確認し、成長したしいたけの収穫を行いました。


なお、午前中には「竹の間伐と竹のベンチつくり」イベントの運営の補助も行いました。


テッポウムシ被害の処置では、認定NPO法人 JUON NETWORK(樹恩ネットワーク)の岩下広和さんから被害を受けた木の見極め方を教えていただき、木の穴に竹酢液を含めた脱脂綿を詰めたり、周りに竹酢液をぬりました。

テッポウムシの被害を受けている木の特徴を教わりました
被害のある木に竹酢液をぬりました(写真左)、他の場所でも見つかった被害にも処置しました(写真右)
しいたけのホダ木の確認しました
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