森の保全管理とボランティアとは
ボランティアの皆さんが、森の整備を計画的に進めています。2018年過去の記事
森の中を散策するために敷いてある竹の園路が、所々掘り返されている事があります。森に時々来る動物達の仕業でしょうか。園路の下のミミズや植物の球根などを求めているのか、タケノコが顔を出すころ、掘りおこされることが多く、その度に伏せ直しをしていました。
2018年春頃から広い範囲で掘り起こされる状況が続いたため、9月22日(土)園路の修復作業を「森を守る応援団」7人とイベント参加者20人で行いました。古い竹や割れている竹は取り除き、新たに間伐した竹を敷き直し、約40メートルの園路を修復しました。
また、昼食は、同日イベントに参加していた皆さんと、切り倒した竹を使って流しそうめんを体験しました。
6月10日(日)「ボランティア体験講座」を開催し、2組3人が参加しました。
NPO法人JUON NETWORK(樹恩ネットワーク)の指導のもと、ロープを使っての広葉樹の間伐など保全活動を行い、秩父の森の成り立ちや今後の目指す姿、保全活動の基礎知識を学び、竹を使った工作(けん玉、箸)を体験しました。
参加者からは、「長い時間をかけた森への遷移、素敵です。フクロウが来てくれるといいですね」「安全への気配りがよいと思いました。伐倒、枝払いの体験をもっとしたかったです」との感想をいただきました。
また、「森を守る応援団」6人の皆さんは、シイタケのホダ木の本伏せや竹垣作り、道具の手入れ(ナタやカマの刃研ぎ)、シンジュの除去、(若)竹の間伐など予定していた作業を完了しました。
5月13日(日)「森を守る応援団」4人、NPO法人JUON NETWORK(樹恩ネットワーク)3人の計7人が参加し、森の保全活動を行いました。
以前、庭師の仕事をしたことのある樹恩ネットワークのメンバーに竹垣の枠の支え方や枝の束ね方などを教わり、2011年に秩父の森と隣地との境界線に設置した竹垣<こちら>の枠を約15メートル延長しました。今後、イベントの中で作業を進め、完成を目指します。
また、東屋の雨どいの枯葉除去とイノシシに掘り返された園路の伏せ直し、2週間前に採りきれず大きくなってしまった若竹を伐採をしました。
4月28日(土)、「森を守る応援団」8人と樹恩ネットワーク3人の11人が、2グループに分かれ、この時期に必要な森の保全活動を行いました。
竹林が混み合わないように若竹(タケノコ)を伐採して適正管理し、シイタケのホダ場ではホダ木を立てかけるための横木の作り直しと、古いホダ木をまとめクワガタムシが集まるように整備しました。また、3月に引き続き実施したハナモモの剪定は終了しましたが、残念ながら1本は枯れてしまっていました。
そのほか、この時期巣作りをおこなうスズメバチを、誘引・捕殺するトラッ
3月18日(日) 、「森を守る応援団」7人が参加し、広葉樹の間伐のほか、「竹のベンチづくりとシイタケのコマ打ち体験」イベント<こちら>の運営協力をしました。
午前中はそれぞれ行いたい活動ごとに2グループに分かれ、1グループは竹のベンチ作りとイベントの補佐をおこない、もう1グループは原木を固定する馬台を杭で作成し、原木にコマ打ちをする穴をドリルであけました。午後は、イベントの参加者と一緒に全員でコマ打ちをおこない、原木約60本に種コマ合計2400個を打ち込みました。
その他、クヌギ、コナラの間伐も行い、森を守る応援団が様々な場面で活躍しています。
3月3日(土)森を守る応援団7人、参加者2人、NPO法人JUON NETWORK(樹恩ネットワーク)と秩父の森担当の計14人が参加し森の保全活動を行いました。
午前は、剪定経験のある方の指導の下、生長促進や病害虫の予防等のために、梅・ハナモモ・エノキの剪定作業と、今後のイベントで活用できるようピザ窯の火入れや焼き方講習を学びました。
昼食休憩時には、秩父の森の将来の姿を思い描きながら活動の方向性を確認し、取り組んでみたいことや広く組合員に親しんでもらうのはどうすればいいのかなどを話し合いました。
午後は、午前に引き続き梅・エノキの剪定のほか、クヌギ・コナラの間伐も行いました。また、前回切り出したコナラの丸太をシイタケのホダ木に活用する長さに切り揃えて、3月18日予定のこま打ち体験の準備をしました。