コープデリ商品政策6つの柱・4
コープ商品の考え方

1．コープ商品とは

－－－『想いをかたちに』－－－

私たちの使命は、「想いをかたちにすること」です。
そのために、CO・OP商品がいちばん大切にしていることは、「組合員の声」と「組合員が商品開発に参加すること」です。

「想い」には、声にならない想いや言葉にできない想いもある。「かたち」には、商品だけでなくふだんのくらしをより良くするための情報もある。

ふだんのくらしを何よりも大切なものとして尊重し、一つひとつの声に応えていく。
ふだんのくらしをより良くするために、組合員とともに商品をつくりあげていく。

食卓を笑顔に、ふだんのくらしをより良くするために
組合員、職員、生産者の「想いをかたちに」していきます。

組合員から寄せられるたくさんの「声」をもとに、商品の開発や改善を進めています。一つひとつの声を真摯に受けとめ、実現するためのさまざまな方法を検討し、商品づくりに生かしています。

信頼されるコープ商品であり続けるために、5つの約束を果たし、想いをかたちにしていきます。

(1) 安全と安心を大切に、よりよい品質を追求する
商品の安全性確保を第一に、くらしを豊かにする品質の実現に徹底的に取り組みます。ふだんのくらしの中で安心して利用できるよう、正直なコミュニケーションを行います。
(2) おいしさと使いやすさを追求する
組合員の声や想いから、くらしの実感や願いをくみ取り、さらにおいしく、より使いやすくするために、改善をし続けます。
(3) 持続可能な社会やくらしに貢献する
環境・人・地域・社会に配慮し、健康的な食生活を応援する商品開発を進めます。
(4) 利用しやすい価格を実現する
品質や持続可能性を追求しながら、全国の生協で力を合わせて商品調達から生産、配送などの効率性を追求し、利用しやすい価格を実現します。
(5) わかりやすい表示と情報を提供し続ける
誰にでもわかりやすい表示を追求します。また、くらしの中で役立つように、商品に関する情報を売場やWEBやSNSを通じてわかりやすく伝えます。

コープ商品はふだんのくらしに役立つ商品として、組合員のくらしがより良くなり、心身の健康と社会のつながりが良好で笑顔になれる状態（ウェルビーイング）をめざします。

(1) すべてのコープ商品をエシカル消費対応に
商品が原料から作られ利用されるすべての工程において、持続可能性を追求し、SDGsの実現に貢献します。
(2) すべてのコープ商品をより健康な食とくらしに貢献するものに
栄養面（減塩・たんぱく質・野菜摂取など）とおいしさ・使いやすさの面でよりよい商品を開発し、コープ商品を通じて誰もが「自然に健康になれる食環境づくり」に貢献します。
(3) 日本の食料自給力の向上に貢献するコープ商品に
日本の農畜水産業を持続可能なものにするために、生産者と組合員の交流を深めながら、商品開発を通じて生産者の支援と食料自給力の向上に貢献する仕組み作りを行います。
(4) 変化に対応し　新たな価値の創造に挑戦し続ける
ふだんのくらしがより幸せになるために、新しい価値やワクワクが感じられる商品、「こんな商品がほしかった！」という商品開発に挑戦し続けます。
(5) 未来を担う人々も共感するコープ商品へ
未来を担う世代やこれから生協を利用する人との接点を作り、興味・関心を促す施策を行い、生涯を通じてつながりを深めます。