生活協同組合コープみらい 「ともに」の力で、笑顔の明日を
秩父の森|森の保全管理とボランティア

2011年過去の記事

椎茸のホダ木づくり

11月23日森林ボランティア活動の専門家を講師に迎え、コープ秩父の森ボランティア3人、事務局合わせて7人で椎茸のホダ木(*)づくりを行いました。
コープ秩父の森のボランティアさんが所有している雑木林から、太さ20センチメートルくらいのコナラを講師の方の指導を受けながら切り倒し、90センチメートルに切り揃え、60本のホダ木を作りました。
2月まで乾燥させ、シイタケのコマ打ち体験イベントに活用します。お楽しみに!

      (*)ホダ木:シイタケを栽培する木のこと

切ったコナラの木を90センチに切りそろえました
高所作業は安全ベルトをつけ行いました
      
9月25日 「ボランティア体験講座」
県南に住む組合員2人が参加し、コープ秩父の森のこれまでの取り組みや森づくり、森の保全管理について話し合いを行い、イベントの体験(自然の中の色探し)をしていただきました。

9月25日 「竹のベンチづくり(ボランティア向け特別講座)」
ボランティアさんの発案で、間伐した竹を活用してベンチをつくりました。
初めてなので試行錯誤しながら、しっかりしたベンチが出来上がりました。


9月24日 「園路の補修」
竹の園路の間から草が顔を出し、園路を覆っていました。
ボランティアさんと一緒に草刈りを行い、イベント時に参加者が安全に歩けるよう補修しました。

「ボランティア体験講座」 ”自然の中の色探し”を行いながら、木や草花を観察しました
「竹のベンチづくり」 寸法を測りながら、丁寧に作成しました
「園路の補修」 竹と竹の間から草がはびこっていました(左)が、すっかりきれいになりました(右)

コープ秩父の森の中で自然に発芽した小さなエノキの苗を、武甲山を望む日当たりの良い場所に植え変えました。下草で覆われないようマルチを施しました。

国蝶オオムラサキやゴマダラチョウの幼虫はエノキの葉を食べ、蝶になります。また、タマムシもエノキの葉を好んで食べることが知られています。

何年後かにオオムラサキなどが華麗に飛び回る自然豊かな森を目指して、大事に育てていきます。


まだまだ、小さいけれど・・・。
陽のあたる一番環境のいい場所に植え替えました。

クヌギとコナラの苗木を植えた植林地は、5月に下草刈りを行ったにもかかわらず、
要注意外来生物オオブタクサやセイタカアワダチソウ、クズなどが繁殖していました。苗木に陽が当たらなくて、まだひょろひょろとしている苗木が枯れてしまいます。

そこで、7月23日コープ秩父の森ボランティアさんなど4人で草刈りを行いました。
じりじりと真夏の太陽が照りつける中、1時間ごとに休憩を取り、下草を引き抜いたり、鎌で刈ったりしながら、苗木を救出しました。

苗木が育つより下草がどんどん伸びて、草刈りはこの時期の重要な作業です。
草刈前(写真左)と草刈後(写真右)、太陽の光を浴びて大きく育ってほしいです。

7月9、10日の2日間に、ボランティア体験講座とボランティアステップアップ講座を開催し、2人の参加がありました。また、先月に引き続き門柱づくりも行い、ほぼ完成しました。

「ボランティア体験講座」
コープ秩父の森のこれまでの取り組みや今後の森づくり、森の管理保全の大切さなどを話し合いました。その後、スタッフとともに園路づくりを体験いただきました。

「ボランティアステップアップ講座」
今後のイベント開催に携わるイベントリーダーとして、環境学習、自然体験活動のスキルの学習と、安全かつ楽しくイベントを開催するための「危機管理の方法」を実習しました。

「門柱づくり」
コープ秩父の森の門柱を石で囲い、整えました。

森の保全とともにコープ秩父の森では生き物しらべも始めています。2日間で蝶やトンボ、バッタなどたくさんの生き物を見つけることができました。この秋には、イベントとして開催できるよう準備を進めてまいります。是非ご参加下さい。

ボランティア体験講座を受け、早速園路づくりを体験いただきました。
森づくりの専門家の方のご協力で、石を使って門柱を整えました。
ステップアップ講座では、今後イベントの企画運営に携わっていただけるよう、危険回避の方法やその対処方法などを学びました。

6月18,19日の二日間、組合員やコープ秩父の森ボランティア、森づくりの専門家やスタッフ、のべ16人で「園路」や「作業道」、「門柱」づくりを行いました。組合員や地域のみなさまに自然観察や体験学習の場として活用いただけるよう着々と整備が進んでいます。

「ボランティア体験講座」

コープ秩父の森の近隣在住の男性が参加し、「森づくりのはじめ」の一歩を体験しました。

「園路づくり」
4月からイベントとして行っている園路づくりは組合員やボランティアさんの協力で、約80メートルになりました。完成まであともう少しです。

「作業道づくり」
森の北側斜面の竹林の中に、昨年から作業道を造り始め、6月19日に全長約290メートルが完成しました。入り口が2箇所増え、竹林の斜面を登って広場へ続く道が出来上がりました。斜面を登ると正面に武甲山がそびえます。

「門柱づくり」
コープ秩父の森の入り口に看板を立てました。直径30センチメートルの杉の木を彫刻し、ペンキで色を塗り、森の玄関にふさわしい立て看板になりました。

コープ秩父の森の入り口にふさわしい立て看板ができました
園路は目標よりもできました(写真左)。作業道は、歩きやすく足場を整えました(写真右)。

ボランティア体験講座を受け、門柱に活用する杉の木の表皮を剥ぐ体験をしていただきました(写真左)。
彫刻刀やのみで文字を彫り、ペンキを塗りました(写真中)。
土に埋める部分は腐らないようをバーナーで焼き、1.5メートルの穴を掘りしっかり固定しました(写真右)。

5月15日(日)さわやかな風が心地よいコープ秩父の森で、4月に引き続き、参加者6人で園路づくりを行いました。

前日にボランティア体験講座を受けた方も参加し、早速気持ちのよい汗をかきました。

昨年間伐し、保管しておいた竹を活用したので、乾燥が進み少し固く、二つに割るには力が必要でした。半割りにした竹を敷き詰め、作業終了後、青竹踏みの感触を味わいました。



参加者からは、「疲れたけど、うまく割ることができて良かったです」との感想をいただきました。

早速、靴を脱いで歩いてみました
力を込めて、木槌でたたき二つに割りました

2008年からスタートしたボランティア講座は、現在17人の方々に登録いただき、森の保全管理やイベントの対応、森の将来像へのアイディアを出し合っていただくなど様々な形で関っていただいています。

5月14日(土)参加者3人でボランティア体験講座を行いました。竹の間伐が進み、自然観察や環境学習の場として変わりつつある森を見ていただきながら、森の保全管理の大切さなどを学習しました。

参加者からは「地球温暖化のことを知ることができたり、木は人の手を加えるといいということが分かり、良かったです。」との感想をいただきました。


今年度はボランティア体験講座を6回行います。皆さん一度参加してみませんか?

森を一周して、森の将来像を思い浮かべていただきました

杉の木で森の入り口を飾る看板を作成しています。早速、参加者に杉の木の皮を剥ぐ体験をしていただきました。思ったよりも面白いようにするすると皮を剥ぐことができました。

コープ秩父の森では、2010年度から切り出した竹を活用し、間伐した竹を運び出すための作業道を造っています。これまでにコープ秩父の森北側の傾斜竹林巡る約250メートルの作業道を整備しました。作業道はその後、自然観察ができるような散策路に活用します。


4月17日、森づくりのベテラン2人とボランティアさんなど3人に協力いただき、切り崩した斜面に竹を土留めとして活用しながら、昨年造った作業道から下へ降りる約60メートルを整備しました。

つるはしで、斜面を切り崩しています
途中まで完成した作業道

4月17日(日)コープ秩父の森ボランティアに協力いただき、竹の間伐と園路づくりを開催、11人が参加しました。



約10メートルもある竹を切り倒し、1メートル20センチの長さに切り揃え、半分に割る作業は、はじめはぎこちなかった手つきも何回かやっていると慣れて、手際よくできるようになりました。初夏を思わせるような陽気の中、気持ちのいい汗をかきました。



参加者からは、
「自然に囲まれて、なかなか体験できない竹の間伐をとても楽しくでき、すがすがしい気持ちになりました。」「森を再生するすることは大変なことなのだと実感しました。」との感想が寄せられました。

家族で竹割りの作業中。乾燥した竹が固く、力が必要でした。

写真左:目標よりも長く園路ができました。

写真右:間伐体験の前に、コープ秩父の森を一周し、森の再生やコープ秩父の森の生き物について学習しました。

シンジュの巻き枯らし


 コープ秩父の森には、過去、養蚕のために持ち込まれた中国原産の「シンジュ」が野生化しています。生長が早く、大変大きくなる木のため、森の保全には伐採が必要です。2月26日ボランティアさんを中心に、参加者5人で「巻き枯らし※」という独特の方法で作業をおこないました。


 今回はシンジュの他、北米産のハリエンジュ(別名:ニセアカシア)も巻き枯らしもおこないました。


※「巻き枯らし」:表皮にある水や養分を吸上げる管と光合成の養分を全体に行き渡らせる管を剥ぎ取り、水や養分を途絶えさせて木全体を枯らす方法です。木が立ったまま枯れるので、伐採した場合と比較して、新たな芽が出るのを防ぐメリットがあります。

大きなハリエンジュの木にも「巻き枯らし」を行いました。
表皮を剥ぎ取ったシンジュの木

ちょっと寒そうでかわいそうですが、森の保全のため必要な作業です。

植林プロジェクトは目標の1000本植林を終え、秩父の森を周回する作業道も整備されました。いよいよ「生きものの育む森づくり」への新たなスタートを迎えます。

1月22日コープ秩父の森ボランティアさんを中心に8人が参加し、2010年度の活動を振り返りながら、組合員や地域の人々に親しんでもらえる森の未来像を語り合いました。

コープ秩父の森を1周しながら、 “ここではこんなことが出来そう” “ここはもっとこうしたい” と思いを語り合いました。

コープ秩父の森の地図を開いて、ふせんにそれぞれの思いを書き込みました。皆さんの思いで、たくさんの可能性と夢が広がりました。

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