森の保全管理とボランティアとは
ボランティアの皆さんが、森の整備を計画的に進めています。2011年過去の記事
7月9、10日の2日間に、ボランティア体験講座とボランティアステップアップ講座を開催し、2人の参加がありました。また、先月に引き続き門柱づくりも行い、ほぼ完成しました。
「ボランティア体験講座」
コープ秩父の森のこれまでの取り組みや今後の森づくり、森の管理保全の大切さなどを話し合いました。その後、スタッフとともに園路づくりを体験いただきました。
「ボランティアステップアップ講座」
今後のイベント開催に携わるイベントリーダーとして、環境学習、自然体験活動のスキルの学習と、安全かつ楽しくイベントを開催するための「危機管理の方法」を実習しました。
「門柱づくり」
コープ秩父の森の門柱を石で囲い、整えました。
森の保全とともにコープ秩父の森では生き物しらべも始めています。2日間で蝶やトンボ、バッタなどたくさんの生き物を見つけることができました。この秋には、イベントとして開催できるよう準備を進めてまいります。是非ご参加下さい。
6月18,19日の二日間、組合員やコープ秩父の森ボランティア、森づくりの専門家やスタッフ、のべ16人で「園路」や「作業道」、「門柱」づくりを行いました。組合員や地域のみなさまに自然観察や体験学習の場として活用いただけるよう着々と整備が進んでいます。
「ボランティア体験講座」
コープ秩父の森の近隣在住の男性が参加し、「森づくりのはじめ」の一歩を体験しました。
「園路づくり」
4月からイベントとして行っている園路づくりは組合員やボランティアさんの協力で、約80メートルになりました。完成まであともう少しです。
「作業道づくり」
森の北側斜面の竹林の中に、昨年から作業道を造り始め、6月19日に全長約290メートルが完成しました。入り口が2箇所増え、竹林の斜面を登って広場へ続く道が出来上がりました。斜面を登ると正面に武甲山がそびえます。
「門柱づくり」
コープ秩父の森の入り口に看板を立てました。直径30センチメートルの杉の木を彫刻し、ペンキで色を塗り、森の玄関にふさわしい立て看板になりました。
2008年からスタートしたボランティア講座は、現在17人の方々に登録いただき、森の保全管理やイベントの対応、森の将来像へのアイディアを出し合っていただくなど様々な形で関っていただいています。
5月14日(土)参加者3人でボランティア体験講座を行いました。竹の間伐が進み、自然観察や環境学習の場として変わりつつある森を見ていただきながら、森の保全管理の大切さなどを学習しました。
参加者からは「地球温暖化のことを知ることができたり、木は人の手を加えるといいということが分かり、良かったです。」との感想をいただきました。
今年度はボランティア体験講座を6回行います。皆さん一度参加してみませんか?
4月17日(日)コープ秩父の森ボランティアに協力いただき、竹の間伐と園路づくりを開催、11人が参加しました。
約10メートルもある竹を切り倒し、1メートル20センチの長さに切り揃え、半分に割る作業は、はじめはぎこちなかった手つきも何回かやっていると慣れて、手際よくできるようになりました。初夏を思わせるような陽気の中、気持ちのいい汗をかきました。
参加者からは、
「自然に囲まれて、なかなか体験できない竹の間伐をとても楽しくでき、すがすがしい気持ちになりました。」「森を再生するすることは大変なことなのだと実感しました。」との感想が寄せられました。
コープ秩父の森には、過去、養蚕のために持ち込まれた中国原産の「シンジュ」が野生化しています。生長が早く、大変大きくなる木のため、森の保全には伐採が必要です。2月26日ボランティアさんを中心に、参加者5人で「巻き枯らし※」という独特の方法で作業をおこないました。
今回はシンジュの他、北米産のハリエンジュ(別名:ニセアカシア)も巻き枯らしもおこないました。
※「巻き枯らし」:表皮にある水や養分を吸上げる管と光合成の養分を全体に行き渡らせる管を剥ぎ取り、水や養分を途絶えさせて木全体を枯らす方法です。木が立ったまま枯れるので、伐採した場合と比較して、新たな芽が出るのを防ぐメリットがあります。