皮はパリッと、お肉はふっくらジューシー!
ハーブとスパイスの香りが食欲をそそり、かみしめるほどに肉のうま味たっぷりの肉汁が口の中にあふれます。
「6種のハーブを使った!大きなグリルチキン」は、「あったらいいな! プロジェクト」から誕生した商品です。
「あったらいいな! プロジェクト」とは、組合員の皆さんから「こういう食卓を作りたい」「こんな商品があったらいいな」という、願いやニーズを聴き取り、ほかにはない新しい商品を開発するプロジェクト。組合員の皆さんにアンケートや商品の調理・試食にご協力いただいたほか、グループインタビューも実施。商品のコンセプト、味、大きさなどについての意見や数値結果を参考にしながら、商品開発のキーワードとなるものを一から探りました。
今回の商品開発で最初に行ったことは、キーワードの発掘。組合員の皆さんから寄せられた約40万件にもおよぶ声に潜り込み、3カ月じっくり分析しました。見えてきたキーワードは3つ。
コープデリ宅配で人気のある商品も調査し、鶏肉好きの方が多い傾向がうかがえたため、おいしくて、調理が簡単な鶏肉料理の商品開発がスタートしました。
「当初は、一般的なガーリック味などを考えましたが、『あったらいいな!プロジェクト』の商品として発売する以上、レストランで食べるような家庭では出せない味わいにこだわりました」。そう話すのは、「6種のハーブを使った! 大きなグリルチキン」を製造するプライフーズ株式会社の朝間智(さとし)さん。
オーブン内に蒸気を充満させながら焼き上げる。ハーブとスパイスの香りが食欲をそそる
「スパイスのブレンドってすごく難しくて、どれか一つ飛び抜けただけで臭みになって、ちょっと変な香りになってしまうんです」と開発当時を振り返ります。
1枚150gとボリューム感のある鶏もも肉に、塩味ベースの味付けをし、エスビー食品株式会社が作り上げたハーブミックス(ローズマリーなど6種のハーブと2種のスパイス)をまぶして焼き上げました。
もう一つこだわったおいしさが、鶏もも肉のジューシーさ。
「焼き上げる方法が一番重要です。熱だけで火を通すと、どうしても肉汁と一緒にうま味が出てしまうので、熱と一緒に蒸気を当てています。ただ蒸すだけでは焼き色が付かないし、水っぽくなってしまうので、蒸気を当てながら焼くのがポイント。そうすることで肉の中にうま味が閉じ込められ、全体にきれいな焼き色が付いて香ばしく仕上がるんです」
毎日の夕食作りで「本格的なメニューで家族を喜ばせたいなぁ…でも手抜きはしたくない、時間はかけられない」と思っている方も多いと思います。
「6種のハーブを使った! 大きなグリルチキン」は、そんなあなたにピッタリの商品です!
パパッと作れる本格的なグリルチキンで、家族をビックリさせてみませんか?
コープはこれからも組合員の想いをかたちにしていきたいと思っています! 今後も、ぜひ、皆さまの声をお寄せください!
【広報誌2016年4月号より】