「わいわいスティックゼリー」「るんるんスティックゼリー」は子どもにも開けやすくて、
手を汚さずにちゅるんと食べられるおやつにぴったりな、
フルーツ味のスティックゼリーです。
「わいわいスティックゼリー」が発売になったのは2009年、フルーツの風味を生かした果汁20パーセントのスティックタイプのゼリーです。「もっと味のバリエーションを」という組合員の皆さんの声を受けて、「るんるんスティックゼリー」が翌2010年に誕生しました。名前は違いますが、2つは同じシリーズのゼリーです。
「わいわいスティックゼリー」がグレープ味・オレンジ味・青りんご味のアソート、「るんるんスティックゼリー」はイチゴ味・グレープ味・ピーチ味のアソートです。なんといってもフルーティーな味わいと、ちゅるんとした食感が魅力。「子どもでも手が汚れず、のどに通りやすいゼリーを」という組合員の皆さんの気持ちに寄りそった、コープならではのおやつです。
製造しているのは岐阜県各務原(かかみがはら)市にある日幸(にっこう)製菓株式会社。工場長兼生産管理部長の寺田浩(ひろし)さん(取材当時)と、生産管理部課長の横山弘(ひろし)さんに話を聞きました。
「この商品は自信作です。私たちの経験を生かして試作を繰り返し、わいわいスティックゼリーを完成させました」と横山さん。
原料の配合や包材を変え、よりおいしく、食べやすい形を目指して毎年のように改良を重ねています。ニーズの多くなる季節に合わせて製造量を増やし、毎年春以降は、工場をフル稼働させて製造します。
「最初は機械が1台しかなくて、製造が始まった当初は年間3000万本、24時間体制で製造しました。1年ごとに機械を増やし、現在は全国のコープで年間1億本、皆さんに食べていただけるまでに成長しました」と横山さんは続けます。
ここまで多くの方々に食べていただけるまでに成長した理由は、味だけではありません。
「とにかく私たちが大事にしたのは、パッケージが丈夫でありながら開けやすい商品にすることでした。子どもでも簡単にきれいに開けられて、液だれもしません。少しずつ押し出しながら口に入れて食べられるので、手も汚れません。小さなお子さんでも食べやすく、のどに詰まらせたりする心配も少なく、安心して与えられます。これは私たちが長年かけて培ってきた製造のノウハウです」と寺田さんは誇らしげに語ってくれました。
「常温でも、冷やしても、凍らせてもおいしく召し上がっていただけます。私の家族もこのゼリーが好きで、凍らせてお弁当と一緒に持って行くのがお気に入りです」と話す横山さんはちょっとうれしそうです。
先に発売されたためか「わいわいスティックゼリー」の方が人気でしたが、近年「るんるんスティックゼリー」の製造量も増えているのだとか。皆さんにはどちらを気に入っていただけるでしょうか? ぜひ召し上がって確かめてみてください。
息子がぐずったとき、ベビーカーに乗ってくれないときなど困ったときの救世主です。
スティックタイプのゼリーはなかなかないので、気に入っています。お出かけにも持って行きやすく、ゴミも持ち運ぶのにかさばらない点が良いです。
カップタイプより子どもにも開けやすくて、食べやすいと思います。味もおいしいです。
3歳児、1歳児のおやつにしています。お出かけのおやつにもとっても便利です。また、懐かしい味で大人の私もおいしくいただいています。
子どものお友達がたくさん遊びに来たときに大助かり。あっという間になくなります。
1レシピに沿って正確に原材料を調合します
2仕込みタンクで攪拌(かくはん)し、ゼリー液にします。成分、色、味、温度がいつもと同じかを確認し、貯蔵タンクに移します
3充填機(じゅうてんき)で送液しながら、フィルムを筒状にシール止めします
4殺菌槽内のロールに巻き付ける形で回転しながら殺菌し、冷ますと長いゼリーができます
5カット機で、一本ずつに分けていきます
6不良品・不具合(カットの位置が正しいか、べたつきがないかなど)を人の目で確認していきます
7計量しながら自動で正しい本数に分けて包装します
【広報誌2019年5月号より】