おすすめ! コープの商品

CO・OP野菜たっぷり和風ドレッシング

たまねぎも生、しょうゆも生 醸造会社の伝統が息づくドレッシングです

コープの一番人気ドレッシングは、組合員の皆さんの「声」とともに進化した、
使い勝手の良い調味料です。

「生」を大切にする

「『うちの夫はドレッシングはこれしか使いません!』『子どもが野菜を食べてくれました』『ないと困るから、予備を置いています』など、組合員の皆さんからうれしい声をいただいています」と話すのは、大分県臼杵(うすき)市にある創業159年のフンドーキン醤油株式会社、ドレッシング工場の工場長 堺留夫(さかい とめお)さん。
「CO・OP野菜たっぷり和風ドレッシング」は、コープのドレッシングで一番人気の商品です。サラダの他、チャーハンやパスタの味付けにも使える勝手の良さ。堺さんと、品質保証部の部長 加藤正(ただし)さんに話を聞きました。

加藤正さんと堺留夫さんの写真

右から、フンドーキン醤油株式会社 品質保証部 部長 、ドレッシング工場 工場長 堺留夫さん

「私たちはしょうゆ・みその醸造会社ですが、仕事を広げていこうと、1987年にしょうゆベースのドレッシングを造り始めました」と加藤さんは語ります。素材の味わいを大切にするため、当初から主な具材のたまねぎもにんにくも、しょうゆも『生』です。
「私たちが続けてきた『醸造』は、加熱ではない方法で長期保存を可能にします。そのノウハウを生かしてドレッシングを造ろうと考えました」と加藤さん。

組合員の「声」とともに成長してきた

製造はたまねぎ・にんにくの皮をむくところから始まります。たまねぎは3度洗浄し、すべて人の目で、内側まで傷みがないかを確認しています。たまねぎの産地が変わる時期には、必ず成分テストと試食を経てから決定する徹底ぶりです。しょうゆは、うま味・香りが高く、赤みの強い特選クラスのものを使用しています。微生物を通さない膜でろ過することで加熱と同等の処理となり、長期保存が可能になっています。しいたけ・しょうがも含め、具材はすべて国産です。

「スライスしたトマトにかけてひと晩置き、翌日食べるととってもおいしいですよ!」と加藤さんはお気に入りの食べ方も教えてくれました。
「『今日も同じものを造ろう!』とみんなに言って製造しています。組合員の皆さんにたくさんの『声』をいただき、その声を受け止めて、コープとともに成長してきました。これからも、皆さんに満足していただける商品を造っていきたいと思っています」と堺さんは話してくれました。

ぜひ、サラダだけでなく、さまざまな食べ方をお試しください。

Point1
決め手は選りすぐりの生のたまねぎ

たまねぎを洗浄する写真
たまねぎをカットする写真

製造前日に、調味液となる原材料の計量、そして具材の下処理を行います。
特筆すべきは、たまねぎをカットするまでの工程。
手作業で切れ目を入れて空気圧で皮を飛ばし、上下を切り落としてシャワーで洗浄後(写真A)カットしていきます(B)。

Point2
調味液と油を充填(じゅうてん)

調味液をブレンドする写真
充填の様子

原材料に二次元コードを付け管理することで、使用するものを間違えないようにしています。
調味液をブレンドして(C)加熱し、冷却したら具材と混ぜてまず調味液を、その後なたね油・大豆油の調合油を充填します(D)。

Point3
人の目や鼻でもしっかり点検

透かして見ることで、たまねぎなどの具材量のバランスまで見えます
においを嗅いで1箱ずつ確認する様子

具材などの比率が適切か、後方から光を当てて1本ずつ見ていきます(E)。
箱詰めの際には、液漏れがないかにおいを嗅いで1箱ずつ確認(F)。
重量・金属・異物の検査は機械で行っています。

みんな大好き!CO・OP野菜たっぷり和風ドレッシング成長の歴史
1987年 醸造会社ならではの、他では作れないしょうゆベースのドレッシングを作りたいというフンドーキン醤油(株)の思いから誕生。大分県民生協(現コープおおいた)の要望で、生協での取り扱いが始まる
1988年 九州地区限定で「CO・OP和風ドレッシング」としてコープ商品化
1994年 全国でコープ商品として「CO・OP野菜たっぷり和風ドレッシング」が登場
2017年 味の印象は変わらないように、国産野菜100%使用にし、お酢の一部を米酢に変え、酸味をまろやかに変更
2018年 使いやすくボトルを大幅リニューアルし、デザインを一新
2020年 従来よりもたまねぎの粒が大きく混ざりやすくなり(4月頃より)、500mlのみボトルデザインを変更
フンドーキン醤油さんに教わった
  1. (1)みじん切りにしたたまねぎ1/2個分を炒めて冷ます。
  2. (2)(1)、ひき肉200g、本品大さじ3、塩・こしょう各少々をよく混ぜる。
  3. (3)成形してフライパンで焼き、お好みの付け合わせと皿に盛って本品を適量かける。

【広報誌2020年5月号より】